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｢キヨの部屋ってなんで叫び声が聞こえるの？｣
夕食を作っているときだった。
話すこともなかったので、単純に気になったことを聞いてみた。
キヨはテレビを見たまま口を開いた。
｢俺さ、ゲーム実況やってんだよね。
あ、A。冷蔵庫からお茶取って｣
パシリかよ。
お茶を1本選び持っていく。
選ばれたのは綾鷹でした。
どれを取っても綾鷹でした。
｢ありがとう｣
｢いいけど...。
そっか、だからか｣
キッチンに戻る私にキヨは近寄る。
今度は気配があるから驚かない。
というか、今包丁使ってるから、されたら困る。
｢だからって何が？｣
背後からキヨの声がした。
｢だってたまに奇声も聞こえるからさ。
なんか、こう、日本語じゃない言語｣
｢あー、それキヨ語って言うんだけどさw｣
なんだキヨ語って。
｢ごめん、うるさかった？｣
｢いや、大丈夫！あんまり気にならないし、そもそもキヨの家だし｣
そう言うとキヨは大人しくテレビの前へ戻って行った。
｢そういやさ、俺の家って結構人くるけど、別に気にしなくていいかんね。｣
実況の関係だろうか。
お菓子とか買っとかなきゃだめかな。
ジュースとかも買っとこう。
｢小学校の友達が来るわけじゃないんだから、
ジュースとかお菓子とかいらねぇよw｣
｢そうかー、心を読めるのかー。｣
｢明日早速2人来るから。｣
｢とってもとっても急だね｣
まぁ、困ってはいない。休日だし。
その2人は昼過ぎから来るみたいだ。
昼ごはんは作らなくてもいいみたい。
｢じゃあ晩御飯だけ用意するね｣
｢マジで？｣
なんであからさまに嫌そうな顔をしているんだい？
｢あいつらにも食わせんの？
あいつらコンビニでいいじゃん｣
｢えー、お客さんだよ？
しかも私初対面だし、印象悪っ｣
｢別にいいけど｣
いや、いいのかよ！
なんだこの扱いにくさは。
まさか、私の料理が下手だからかな。
結構自信あったのになぁ。
｢はい、ご飯できたよ｣
もしかして、キヨがおかわりするのって無理してたり？
｢これ、うまいな｣
無理してるわけではないみたい。
｢ありがと｣
ガツガツ食べるキヨと
ぎこちない笑顔の私。
キヨのこと
まだ把握出来そうにないです、神様。
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まな太郎(プロフ) - らいちさん» ありがとうございます！！！！ (2019年12月22日 8時) (
レス) id: b78b8c39a7 (このIDを非表示/違反報告)
らいち(プロフ) - 素敵です！！！！！！！！！ (2019年12月22日 1時) (レス) id: e58ce47c5b (このIDを非表示/違反報告)
まな太郎(プロフ) - くらっかーさん» そこつっこんだら某ネズミ君に食べられますよ(真顔)コメントありがとうございます！！！ (2019年12月21日 23時) (レス) id: b78b8c39a7 (このIDを非表示/違反報告)
くらっかー - ○が仕事してないじゃないですかww好きですよそういうの(真顔) (2019年12月21日 18時) (レス) id: 34f4d10117 (このIDを非表示/違反報告)
まな太郎(プロフ) - ぬこぬこ。さん» 深夜テンションを褒めてくださるなんて(TT)ありがとうございます！がんばります！ (2019年12月20日 21時) (レス) id: b78b8c39a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まな太郎 | 作成日時：2019年12月6日 12時
