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ｶﾞﾁｬｯ
やっぱり鍵閉めるの忘れてた。
｢....あ｣
俺は考える前にAの部屋へ駆け込んだ。
｢Aっ！！！｣
｢どうしたのキヨ｣
何事も無かったかのように座ったままこちらを見るA。
若干顔が赤いのは、周りの空き缶たちで検討が着いた。
人がどれだけ心配したと思ってんだよ。
｢怪我ないか？｣
｢ない｣
｢酒買いに行ったの？｣
｢そう｣
｢さっきは、ゴメンな｣
｢うん｣
素っ気ない対応にメンタルを
削られつつもAを見る。
するとAが言いにくそうに口を開いた。
｢私も、ごめんね。
迷惑なことばっかして...｣
酔っ払っているのかシラフなのか。
でも嘘に見えなかったのは確かだ。
Aの部屋に入り、膝立ちになる。
｢....ん｣
手を広げるとAがのそのそと腕の中に入ってきた。
｢キヨ冷たい｣
｢お前あっつ！飲みすぎだろw｣
｢うるせーよぉ｣
Aが発した言葉は語尾に力が入ってなくて、少し可愛かった。
｢はい、仲直りね。｣
｢ありがと｣
顔は見えないけど、泣いてんだろうな。
ちょっと肩が震えてる。
離したくないなぁ。
抱きしめる腕に少し力を込めた。
そんな感動の仲直りだが
あるものにふと目が止まる。
｢なぁ、A。
あれなに？｣
Aを引っペがして、ある雑誌を指さす。
｢お部屋探しの、雑誌｣
なんで？なんのために？
ずっとここにいればいいのに。
｢Aそれ貸して、全部｣
｢え、うん｣
涙のあとが残るAの顔を俺の服の袖で拭いた。
それから3冊ほどの雑誌を受け取る。
｢はい、ぼっしゅーう！！！｣
｢えぇ！？｣
｢ネットで探すのも禁止だから！｣
｢...マジか｣
やべぇなという顔をしたと言うことは、調べた心当たりがあるのだろう。
｢ぜぇぇぇぇっっったいにダメ！！｣
｢お、おす｣
｢よし｣
Aの返事に満足して、部屋をあとにした。
この雑誌？捨てるに決まってんじゃん！
本当ならネットの方も制限したいけどな！
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まな太郎(プロフ) - らいちさん» ありがとうございます！！！！ (2019年12月22日 8時) (
レス) id: b78b8c39a7 (このIDを非表示/違反報告)
らいち(プロフ) - 素敵です！！！！！！！！！ (2019年12月22日 1時) (レス) id: e58ce47c5b (このIDを非表示/違反報告)
まな太郎(プロフ) - くらっかーさん» そこつっこんだら某ネズミ君に食べられますよ(真顔)コメントありがとうございます！！！ (2019年12月21日 23時) (レス) id: b78b8c39a7 (このIDを非表示/違反報告)
くらっかー - ○が仕事してないじゃないですかww好きですよそういうの(真顔) (2019年12月21日 18時) (レス) id: 34f4d10117 (このIDを非表示/違反報告)
まな太郎(プロフ) - ぬこぬこ。さん» 深夜テンションを褒めてくださるなんて(TT)ありがとうございます！がんばります！ (2019年12月20日 21時) (レス) id: b78b8c39a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まな太郎 | 作成日時：2019年12月6日 12時
