アクロの行動は理解不能 ページ6
アクロ「俺は＿＿＿＿
此奴を
、、、、、
ハイラントにする。」
この場にいる者達はいっせいに思った。
＿＿＿＿何を言っているんだ此奴は。
クリミネルがハイラントになれる訳が無い。
それにノアは今逃亡中。
その人物をハイラントに出来るわけが無い。
アクロ「手前はなりたいか？
ハイラントに。」
ノア「��No�瓩澄�
嫌に決まってるだろ。
それにクリミネルが、ハイラントになれる訳が無いだろ。」
ノアは腕を組みアクロを睨んだ。
だが、アクロはニヤリと笑った。
アクロ「でも
、、、、、、、、、、、、、
可能性は無いわけじゃぁねぇ。」
その言葉に空気は一変した。
アクロ「俺は人を殺した。
だが、その殺した理由もある。
俺は、罪人。
だが、救世主になる。
罪人でヒーロー。
面白くねぇか？」
不気味悪い笑顔でノアを見た。
ノアはその顔を見て。
＿＿＿＿意味が分からない。
と思った。
だが心の中の何処かに、やって見たいという好奇心があった。
だが声にはできなかった。
アクロ「お前は何故、同い年の少年を殺した。」
直球すぎる質問だった。
ノアは答えた。
ノア「殺したく無かった……。
だって……とても大切な人だったから……。
あの頃の自分を今殺したい程に……。」
ノアの目から涙が見えた。
ノアは話し続けた。
ノア「中一の頃、私はその男の子と付き合ってた。
何気も無い、普通の生活をしながら。
なのに何故……彼奴は……、
クリミネルが彼を殺したんだ！」
ぽたぽたと涙がこぼれ落ちていった。
ノアの顔は憎しみと怒りに満ち溢れていた。
ノア「＿＿＿＿私はそいつを殺した。
それが私の本当の罪だ。」
ノアは少年ではなく少年を殺したクリミネルだった。
アクロ「お前はこのままでいいのか。」
アクロは静かに泣きじゃくるノアの方を見つめた。
ノアはアクロを見た。
その顔は今どのような感情を持っているのか分からない顔でノアを見つめていた。
ノアの体は震え上がった。
ノア「私は……
＿＿＿＿こんな人生は嫌だ！！！」
震えた声を叫ばせた。
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作者名：ゆおんくん | 作成日時：2017年3月22日 19時
