【名探偵コナン】ようじになりました

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「えっと、おいしかったです」


「わ、ホント！？ありがとう！嬉しいわ」





えー。皆さん朗報です。プリンの感想を伝えれば美人が喜びます。



こんな美人の満面の笑みを近くで見れるなんて、一体どれほどの徳を積めば可能なのでしょうか。つーか歩美ちゃんといい哀ちゃんといい、そして梓さんといい顔面偏差値バカ高くないか？歩美ちゃん可愛いし、哀ちゃんはご存知の通りクールビューティー美少女だし。そして梓さんは美人だし。



何よりそんな美少女・美人を当たり前のように視界に入れてる男共、お前ら一体どんな教育受けて育ってきたんだよ。僕なんか失神するぞ。しなかったけど。


惚れろ。取り敢えず惚れろ。話はそこからだ。





「Aくん、顔に似合わず脳内賑やかだよね」


「なぜそれを」


「肯定してるじゃん」


「もくひする」


「沈黙は肯定と受け取りまーす」




よいしょ、と大げさにコナンくんが座る向かい側のソファに腰掛ける。そういえば歩美ちゃんたちは、と思っていると光お兄さんに座らせてもらったのかカウンター席に3人揃って座っていた。ちょこんって感じで正直可愛い。



まだあまり手をつけていないのに、時間が経っているせいでアイスが溶けてきているクリームソーダに手をつける。うお、アイス冷たい。おいしい





「こなんくん、おとなびてるよね」


「Aくんに言われたくは無いかなぁ？」


「ぼくよりもこなんくんのほうが、よっぽどだとおもうけど」


「そう？」





「よく分からない」と言うように首を傾げてアイスコーヒーを一口。



それだよね。それを飲む小1がどこに居るんだってんだ。アイスコーヒー苦いんだぞ。僕は飲めないからね。当たり前のようにグビグビ飲みやがって。あ、グビグビは酒？じゃあゴクゴクか






「Aくんは、光彦たちと話してて楽しい？」


「いまさらなんで？」


「いーや？気になっただけだけど」







コナンくんが頼んだプリンはもうとっくのとうに完食されていて、少し垂れたであろうカラメルがほんのちょびっとお皿についているだけだった。









「いじわるなこときくね」


「そんなつもりじゃ無かったんだけどね」














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