【名探偵コナン】ようじになりました

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前の話とのテンションがバグってます。
ぜひ心してご覧下さい。
前の話でうるっと来た方、あれは詐欺です。
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「あっ、コンニチハ……」


「こんにちは。そんなに固くならなくて良いのよ」


「ハイ……」







目の前にはクールビューティ美少女。僕の脳内は「こんな美少女初めて見た」でいっぱいです。存在したのかよこんな美少女。






「私は灰原哀。そこで縮こまってるのは阿笠博士。彼のことは皆阿笠博士と呼んでるわ」


「あ、がさはかせ…。と、あいちゃん…」


「……。あなたの名前は？」


「…A」


「そう。Aくんね。これから宜しく」






ご察しの方もいるかも知れないが、僕はコナンくんの提案で阿笠さんのお宅にお邪魔する事になった。刑事さん達はみんな仕事柄留守が多くて、子供を引き取っても傍に入れないことが多いという僕への配慮の元、あの場に居なかった阿笠さんに白羽の矢が立ったのである



さらに阿笠さんは1人の女の子と住んでいて、同世代の子がいた方が安心するだろうという事もあるらしい。うーん…。まぁ僕中学生だしな、そんな変わらないだろう






「普段は小学校に行っているから私は居ないけれど、博士に面倒を見てもらうと良いわ。それかあの喫茶店……いえ、やめておきましょう」


「え、あいちゃんしょうがくせいなの？」


「ええ。小学1年生よ。Aくんはいくつ？」


「よんさい」


「あら…。6歳くらいだと思ってたけど大人びてるのね」






君が僕のこと言う？その落ち着き方といい話し方といい、どう見ても高校生以上にしか見えないよ？というか社会に出てる人かと思うけど。ねぇ。何を食べて誰を見て育ったらそんな大人びた子に育つの？僕最大の謎かもしれない



いや、コナンくんも同類だな。もしかして最近の小学生って皆こんな感じなの？え？流石に義務教育が大勝利収めすぎてない？






「……あの、えっと…なんであがさはかせ、めそめそしてるの…？」


「私の言う事を聞かなかったの。Aくんは気にしなくて良いわ。それよりケーキがあるんだけど、ケーキは好き？」


「うん！すき！しょーとけーきがいちばんすき！」


「奇遇ね、ショートケーキが一切れあるわ。食べていいから手を洗っておいで」


「ほんと！あらってくる！」








……餌付けされてるとか知らない。人間は食欲には忠実なんだよ。











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