𓂃◌𓈒𓐍 ページ3
.
「テメェらフウリンは街のヤツを人質にとりゃあ怖くねーんだ、よッ!!!」
「させないよ?」
「グゥ"ッ」
「ガハッ、」
「お、おいおい!1人相手だぞ!?」
僕まだ風鈴じゃないし。確かに街の人を人質に取られるのは嫌だけど、「動いたら危害を加える」だけなら危害を加えられる前に助ければ良いだけ。そんなに難しい話じゃない
後ろを見れば丁度店から出てきたことはさん。……どうやら狂犬くんを向かわせて正解だったみたいだ。中にはナイフを持ってる輩も居る。ことはさんを人質に取られてナイフなんて向けられたら溜まったもんじゃない。
「ナイフなんて持ち込んじゃって……人間が丸わかりだよ」
「ごちゃごちゃ言ってんなよクソがァ!!!」
「バット持たないと戦えない雑魚ってこと?」
「グッ、!?」
一斉に僕に向かってくる相手を殴り蹴り投げ……もう少し多かったならキリが無かっただろうけど少ないのが不幸中の幸いってところかもしれない。
最悪僕の後ろには心強い味方がついてることだし、彼らが到着するまで持ち堪えることが出来れば瞬殺。でも彼らの手を煩わせるまでもない相手であるのも事実。さてどうしたものか
「あ、やば」
いろいろ考えながら戦っているとナイフを持った奴を間違えて狂犬くん達の方への投げてしまった。その一瞬の同様に付け込まれ1発食らってしまう
……痛くも痒くも無いけどね
「悪いけど、雑魚に構ってる暇は無いんだ」
「ハッ、何言ってや…ガァ、ッ!?」
「お、おい!?…、グハッ!」
梅宮さんがキレるとめんどくさい。ことはさんは巻き込まない様にしたかったのに…駆り出されるのが梅宮さんじゃありませんように……。多聞衆あたりかな
そしたら梶さんやら楠見さん?柊さんも来るかな
「よし、これで一通り……。あっちに15人…っと」
少し奥でシャッターの方へ居ることはさんを庇いながら戦おうとしている狂犬くんを目に入れる。向かいにはバットを持った人が
「……よいしょ」
軽く足を伸ばして服に着いた埃を払う
「足元に要注意だね」
.
104人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しらくも(プロフ) - すごく好きです…。 (4月24日 3時) (レス) @page21 id: 44a03850b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 星林檎さん» コメント有難うございます😊拙い文章なりに読みやすくなる様に頑張ってるのでそう言って頂けて嬉しいです!!鬼灯くんとすおちゃんの関係をこれからどうしていこうか考えてます😆😆 (7月26日 8時) (レス) @page19 id: b54df6e94e (このIDを非表示/違反報告)
星林檎 - わああああ!!ウィンブレの男主だぁーーーー!!!文章が上手くて読みやすいです!鬼灯くん、すおーくんとは相性悪そうですね…。これからどうなるのか、続きを楽しみに待ってます!! (7月26日 0時) (レス) @page19 id: f74057ae4d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ