𓂃◌𓈒𓐍 ページ15
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「桐生くん、ですよね。お久しぶりです」
「およ？もしかしてAくん？お久しぶり〜！2年ぶりかな？」
「それくらいですね」
「相変わらずお堅いなぁ……、いい加減名前で呼んでよ〜」
「遠慮しておきます」
あまりにも久しぶりにあったものだから思わず桐生くんと話を咲かせてしまう。彼、桐生くんとの出会いは結構前にさかのぼるので今は省略させてもらいたい。長くなるのでね
僕たち3人しかいないこの教室には僕と桐生くんの話し声がよく響く。別に僕たちの声が特別大きいわけじゃあない。此処が静かだから、普通に話しているだけでも大分響くのだ
「僕は仲間はずれ？」
「蘇枋くん…」
「あ、キミが蘇枋くんか〜！聞いてた通りの風貌だねぇ」
「そんなにオレって有名なのかな？桐生くんも有名だと思うんだけど」
「あはは、すおちゃんの方が有名でしょ」
なんか、結構馬が合わない2人って感じがしたけど案外気は合うのかな
「すおちゃんって僕のこと？」
「それ以外にいなくない？」
「そんな呼ばれ方は初めてでね」
「わーい、すおちゃんの"はじめて"もーらい」
「棒読みなの自分で気付いてるかい？」
………ですよね。
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「あ、そのゲームやってるんだね」
「まぁね〜。あれからハマってずっとやってんだよねぇ」
「ん？……って、うわ…僕が勧めた日から1日も欠かさずログインしてるの？」
「これ、周年記念ログインボーナスとかのサービス手厚いからついついやり続けちゃうんだ〜」
馬の合わない蘇枋くんと桐生くんは一緒に居させない方が良いだろうという事でいつの間にかソローっと教室に入ってきていたクラスメイト数人に蘇枋くんを任せ、僕は桐生くんを教室の後方へ連れていった
…ごめんね、面倒臭い状態の蘇枋くんの相手させて。今度何か奢るから許してね
「そうそう、僕も続けてるんだけど」
「あれ、そうなの？フレンド切れちゃってたから辞めたものとばかり思ってたんだけど」
「ちょっとワケありなんだ」
「そっか〜、ID教えて」
僕もスマホを取り出して桐生くんがやっているものと同じゲームアプリを立ち上げる。まぁ簡単に言えば戦闘ゲームみたいなものだけど、フレンドとチャットも出来るのでコミュニケーションツールとして使われる事も多い。……らしい
最近はガチプレイヤー人口が増えてきてるみたいだけどね
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しらくも(プロフ) - すごく好きです…。 (4月24日 3時) (
レス) @page21 id: 44a03850b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 星林檎さん» コメント有難うございます😊拙い文章なりに読みやすくなる様に頑張ってるのでそう言って頂けて嬉しいです！！鬼灯くんとすおちゃんの関係をこれからどうしていこうか考えてます😆😆 (7月26日 8時) (レス) @page19 id: b54df6e94e (このIDを非表示/違反報告)
星林檎 - わああああ！！ウィンブレの男主だぁーーーー！！！文章が上手くて読みやすいです！鬼灯くん、すおーくんとは相性悪そうですね…。これからどうなるのか、続きを楽しみに待ってます！！ (7月26日 0時) (レス) @page19 id: f74057ae4d (このIDを非表示/違反報告)
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