𓂃◌𓈒𓐍 ページ12
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「……お疲れ様、楡井くん」
「！鬼灯さん！！鬼灯さんもっ、有難うございました！」
「……？お前鬼灯って言うのか」
楡井くんの㊙ノートに狂犬くんの情報が追加された所で2人の間へ割って入る。流石にずっと置いてけぼりは悲しいからね
「えっと……、この人は…」
「改めて初めまして、狂犬くん。この街の守り人をやらせてもらってます、鬼灯です」
「守り人……。アイツが昨日言ってた事か」
「ことはさんかな？」
「あぁ」
楡井くんが僕を紹介してくれようとしたのを手で制す。すると楡井くんは察してくれたのか両手で口を塞いだ。相変わらず口よりも体が正直な楡井くんだ。目は口ほどに物を言うって一般的には言われるけど、楡井くんの場合は体は口ほどに物言う…だね
自己紹介をすれば残念なことに、昨日既にことはさんから教えてもらっていたらしい。僕が去る少し前に会話してたのってその事なのかな
「それにしても……2人とも、もう風鈴の制服着てるんだね」
「はいっス！入学式までに街を3周見回りするって決めてたっす！！」
「………」
「おや？狂犬くんはどうしたんだい？……浮かれてる、とか？」
「バッ！！ンなんじゃねーよ！！！」
「へぇ」
狂犬くん、顔真っ赤なのにバレてないとでも思ってるのかな？顔に「ウキウキしてました」って油性のマジックペンでデカデカと書いてるようなものなのに
微笑ましいなーと思いながら楡井くんを見れば同じようにニヤニヤしながら狂犬くんを見ていた。
「桜さんも風鈴にウキウキしてたんっすね！！お昼から入学式なんでそろそろっすよ！！」
「うるせぇ！！俺はウキウキなんかしてねぇっつってんだろ！！！」
「あはは、図星なのが見て取れるよ」
あぁ、そういえば僕の所へ教えに来てくれた女の子の所へはもう行ってきたよ。楡井くんが狂犬くんに情報を求め始めた頃に少しだけ場をぬけて待たせている場所までダッシュ
女の子には無事だった事を伝えてお菓子をあげて家に帰るように言った。あの子は長女の"お姉さん"だから子供扱いされるのが嫌いだからね
「あ」
「「？」」
「これ。あげるよ」
「コレって……飴…」
「なっ、要らねーよンなもんッ、」
「楡井くんなら知ってるんじゃないかな？僕は気まぐれで共闘相手に飴を渡すことがあるって」
そういえば凄い勢いで首を縦に振る楡井くん。隣で狂犬くんが引いてるけど大丈夫？
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しらくも(プロフ) - すごく好きです…。 (4月24日 3時) (
レス) @page21 id: 44a03850b3 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 星林檎さん» コメント有難うございます😊拙い文章なりに読みやすくなる様に頑張ってるのでそう言って頂けて嬉しいです！！鬼灯くんとすおちゃんの関係をこれからどうしていこうか考えてます😆😆 (7月26日 8時) (レス) @page19 id: b54df6e94e (このIDを非表示/違反報告)
星林檎 - わああああ！！ウィンブレの男主だぁーーーー！！！文章が上手くて読みやすいです！鬼灯くん、すおーくんとは相性悪そうですね…。これからどうなるのか、続きを楽しみに待ってます！！ (7月26日 0時) (レス) @page19 id: f74057ae4d (このIDを非表示/違反報告)
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