後ろ ページ9
『はぁ、はぁ、』
わかってはいたけど、
ゾロさん進むのが早い
っていうかドンドン森の中に進んでいるけど、
街は、あっち…だよね?
だって大きい広場がもうみえてるし…
それでもゾロさんを見失わないようにするのに必死で
声をかける暇もなかった
『はぁ、ちょっと、まって…っ、』
靴も片方脱げて、
少し切れてしまった
『うわっ!!!』
ベタッ!と音がすると
顔や服につくドロ
『やば…っ、てあれ??』
その一瞬のスキでゾロさんは見失ってしまって
ひとりぽつん、と森の中に残された
『はぁ…街に行くにも…お金持ってないし…』
ナミに貰うんだった…
ガサガサ、と森の奥から音が聞こえる
『はぁ…』
どうせ、クマとか虎だろうな
(「・ω・)「ガオーといって出てきたのは大虎←
『カイカイ…』
私はそれに向かって手を伸ばして
『ストップ。』
と、言った
するとビタ!っと大虎はとまる。
カイカイの実初めて使った件←
『ねぇ、街の近くまで連れていってくれない?』
私がよしよし、と頭をなでてやると
クゥーンといってニコリと笑う
やっぱりネコ科だからな、かわいい。
『よし、行こう!』
私は大虎の背中に乗った
、
、
あれ?進まない。
『どうした…って、』
ゾロ「へぇ、旨そうな虎じゃねぇか、」
私がちらりと見るともう既に刀を構えてるゾロさんがいた
『え、ちょ、ちょ、まって!』
私の声は聞こえずゾロさんはこっちへ向かう
大虎も私を忘れたようにドカドカと走る
『落ちるー!!!』
必死に背中にへばりつくと
ゾロ「三刀流…」
とボソリと聞こえた
やばいやばい、切られる
『ゾロさん!!!!ここに私がいます!!!Aです!!!』
そう叫んだ瞬間、スパンっ!と音がした
そして、グラりと傾く虎ちゃん←
『きゃあ!!!!』
私が投げ出されるように地面に落ちそうになると
ゾロ「何でお前がいんだよ、」
見事にゾロさんに抱えられていた
、
また、助けられちゃったな。
484人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にこにこ - 凄く面白いです!! 続き楽しみに待ってます (2016年12月7日 17時) (レス) id: 4aeb75694d (このIDを非表示/違反報告)
牡丹 - 面白いです!更新待ってます (2016年11月5日 12時) (レス) id: d80fc865bb (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - とても面白かったです!続きが楽しみです。期待していますよ!! (2016年10月23日 0時) (レス) id: 16e5fbbda3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ヒロインが拒食的な感じでゾロが看病するみたいな感じでお願いします! (2016年10月11日 7時) (レス) id: 1a87920bd2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 凄く面白かったですよ~久しぶりに読めて凄く嬉しいです! (2016年10月10日 22時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:どじ坊 | 作成日時:2016年8月18日 17時