外の世界を知った私は剣士を愛しました

次の島 ページ8

ルフィ「おーい！ナミ！島が見えたぞーっ！」

ナミ「そうね、食料とかも無くなってきたから、すこし休憩しましょう！」

フランキー「船の修理材料もいるからな」

サンジ「ナミすわぁん！！次の島はいつまでいれるのおおお？」

ナミ「そうね、ざっと3日くらいかしら！」







3日、か




私はみんなの輪に入りながら見張り台をみつめる


そこには目をつぶって座禅をくむゾロさん






あれから数日たった今でもぎこちなくて

あまり喋れてなかった







ロビン「Aはかわいいわね、」


『うわっ！ロビン！』



ウフフ、と笑いながら私の背後にたっているロビン



ロビン「ずっと、ゾロの方見ているじゃない」


『いや、それは、その、』




私は顔を真っ赤にして、ワタフタと慌てる





ロビン「…次の島、ゾロと行動してきたらどう？」

『へ！？』




むりむりむり、こんな状態で、




ロビン「あなた達二人とも剣士なんだから、新しい刀、ゾロに選んでもらったらいいじゃない」




そうだ…

ずっとゾロさんに守られてきて

ずっと刀を使ってなかった。



その刀も今では部屋に置きっぱなしだし…






『私…頼ってばっかだったんだ…』



海王類や、敵線の先頭の時も

ほとんど任せっきりで…





ロビン「ウフフ、決まりね。がんばって、A」


『うんっ！ありがとうロビン！』





私も、強くならなきゃ！！




バタバタと私の部屋に置いてあった刀を二本持って

腰につけた




そしていつものように髪を結び、鏡の前でよし！っと気合を入れた









ルフィ「島についたぞー！！！！」



ルフィがそういうと共に、ゾロさんは降りてきて


無表情で私の前を通り過ぎた






『っ、』



ギュッ、と拳を握りしめて

私は後ろをついていった









ナミ「A〜！私とお買い物、ってあれ？」

ウソップ「もう降りて行っちまったぞ？」

ロビン「ウフフ、剣士さんと、ね。」

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