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記憶 ページ4

ドクドクと心臓の動きは増していく一方



『っ、はぁはぁ、』

ゾロ「っ、おい!チョッパー!」


ゾロさんは私を抱き上げるとすぐに医務室へと運んでくれた

ベッドへ横へなるとチョッパーが見てくれるけど


チョッパー「特に何も見当たらないぞ…?」

ただの過呼吸か?と言う

ゾロ「ほんとか、チョッパー。なにもねーんだな?」

ギロりとゾロさんはチョッパーをみた

『ゾロさ、ほんとにもう大丈夫です、チョッパーもありがとう。』

チョッパー「おう!もう少し寝とくんだぞ!」




じゃあなっ、と言って出ていくチョッパー、

それを見送ったあと、ゾロさんは私に向き直る




ゾロ「なにがあった、」


私の額に手を起き、極力優しく声をかけてくれた



『ほんとに大丈夫なんで、』

私は体を起こそうとすると



ゾロ「俺にはっ、」


私の手をギュッと握ってそれに額をくっつけるゾロさん


ゾロ「俺にはっ、お前に何も出来ないのかっ、」


私の手を握る手が少し痛いほど強く

震えていた。





『ゾロさん…っ、違うんですっ、私、自分がわからないんですっ、』


自分の知らない記憶がどこかにいて

それを知ろうとすればするほど

何かが邪魔をして

知ってはいけない。


と舞妓しているようで





『記憶を取り戻そうとすればするほど、


知るのが怖くなってくるんですっ、』




何かを知れば、何かを失う

そう言われているような気がして。





私がぐっと唇を噛むと



ゾロ「お前は!、」

『っ、』



ゾロさんが私の頬を掴んで顔を近づけてきた


ゾロ「お前は!ひとりで抱え込み過ぎなんだよ!」















なんで、なんで、
















なんでゾロさんがそんなに泣きそうな顔をするの…っ

















私はぽたり、と涙が零れた


ゾロさんの手が濡れるのに


私はその手をどかすことができなかった。







































『っ、ゾロさ…たよって、良いんですか?』




































ゾロさんは優しく、私にキスをすると



たった一言。















































ゾロ「俺を頼れ。」

兄妹の再開→←妙な夢



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設定タグ:ワンピース , ロロノア・ゾロ , サンジ・サボ   
作品ジャンル:恋愛
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にこにこ - 凄く面白いです!! 続き楽しみに待ってます (2016年12月7日 17時) (レス) id: 4aeb75694d (このIDを非表示/違反報告)
牡丹 - 面白いです!更新待ってます (2016年11月5日 12時) (レス) id: d80fc865bb (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - とても面白かったです!続きが楽しみです。期待していますよ!! (2016年10月23日 0時) (レス) id: 16e5fbbda3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ヒロインが拒食的な感じでゾロが看病するみたいな感じでお願いします! (2016年10月11日 7時) (レス) id: 1a87920bd2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 凄く面白かったですよ~久しぶりに読めて凄く嬉しいです! (2016年10月10日 22時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:どじ坊 | 作成日時:2016年8月18日 17時

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