間違え ページ15
ゾロside
ゾロ「ったく、静かに刀もみりゃしねぇ、」
ズカズカと俺はその手を引っ張って歩き出す
ゾロ「大体、あいつはむかつくんだよ!、
それに、お前のワンピース、あれは別に悪いって意味じゃなくて、
その、
なんだ、に、似合ってる、って、
意味だからな、勘違いすんな。
他の男にお前のその姿見られたら…」
?『痛い!話せ!、』
なんだ、言葉遣いがあらいな
ゾロ「なんだ、おまえ、敬語はやめたのか…って、…」
俺は後ろを振り向いて止まると
思考回路が停止した
たしぎ「はぁ、はぁ、歩くのが早いんだよ!
し、しかも急に手、手を…っ、」
顔を真っ赤にしているのは、Aじゃなくてコイツ
ゾロ「な、んでお前がいんだよ。」
確かに俺はこいつの手を振り払ってAの手を…
たしぎ「はぁ!?ロロノアが行くぞ、と言ったんだろうが!」
つまり俺は…
間違えたってことか
ゾロ「っち、くそ!!」
このままだとAに変な誤解をさせてしまう
ただでさえ状況はわりぃってのに
たしぎ「おい!ロロノアまて!!」
ゾロ「なんだよ、」
たしぎ「わ、私はお前のこと好きじゃないからなっ!!」
ゾロ「は?」
たしぎ「そ、の、この、だな…」
口ごもるそいつに向き直り俺ははっきりと言った
ゾロ「オレの女は今も未来も、Aだけだ。」
、
アイツだけは、傷つけちゃいけねぇんだ
ポツン、…ポツン、…
俺が走り出そうとすると、雨が降ってきた
その雨は次第に強くなる
ゾロ「ちっ、」
俺は雨の中、来た道を走った
どうか、どこかの屋根の中に
願うならさっきの店に
、
、
、
、
ゾロ「…っ、A…!」
扉を勢いよく開けると
店主「あれ、さっきの…」
そこにはもう店じまいの準備をする店主
ゾロ「…ここにいた女は」
店主「あんたが女の子を連れていってすぐ、どこかへ行っちゃったけど…」
ちっ、やっぱりか
Aのことだ、すぐに誤解をして…
店主「そういや、やけに咳をしていたなぁ…」
ゾロ「…咳?」
この店はそんなにホコリもないし…
咳、って…
店主「すごく喉が痛そうにしていたよ」
まさか、…っ!!
俺はその店を出て雨の中Aを探した
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にこにこ - 凄く面白いです!! 続き楽しみに待ってます (2016年12月7日 17時) (レス) id: 4aeb75694d (このIDを非表示/違反報告)
牡丹 - 面白いです!更新待ってます (2016年11月5日 12時) (レス) id: d80fc865bb (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - とても面白かったです!続きが楽しみです。期待していますよ!! (2016年10月23日 0時) (レス) id: 16e5fbbda3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ヒロインが拒食的な感じでゾロが看病するみたいな感じでお願いします! (2016年10月11日 7時) (レス) id: 1a87920bd2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 凄く面白かったですよ~久しぶりに読めて凄く嬉しいです! (2016年10月10日 22時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:どじ坊 | 作成日時:2016年8月18日 17時