過去の話 ページ14
?「あ、お客さんいたんですね、すいません!」
ペコペコと私に頭を下げるその人
『い、いえ私は、』
ゾロ「こいつは俺のツレだ。おい店主いい刀ねぇか?」
?「なんですって!?あなた、怪我は!?何もされてない!?」
『え、あ、大丈夫です!』
やっぱり近くで見ても白い肌に、メガネの奥の大きい瞳はとても可愛くて
女の私でも見とれてしまう
しかも…む、むねも…←
店主「たしぎちゃん、まぁまぁ、ここはおさえて、」
たしぎ「でもですね!こいつは海賊ですよ!?」
店主「でも今日は海軍の仕事が休みだから来たんだろ?」
たしぎ「うぐ、そうですけど…」
たしぎ…?
海軍…?
ゾロ「おいAそいつほって、中へ来い、刀見ねえのか、」
たしぎ「A!?最近麦わらの一味に入ったと噂の!?」
『…はじめまして…』
ぺこり、と頭を下げると
そんなぁ、とガクッ、とか肩をおとすたしぎ?さん?
私はその横を通って、ゾロさんの横にたった
ゾロ「これはどうだ、軽いし切れ味もいい」
『でも少し小さいかも…』
ゾロ「ならこれは、」
『少し重たく感じます…』
私がなかなかいい刀を見つけれずにいると
たしぎ「ロロノア、刀の選びがなってないぞ!
女性に選ぶ時はな!」
ゾロ「おめぇはいちいちうるせぇんだよ!二年前も突っかかってきやがって!」
たしぎ「な!あの時は…!!!」
ゾロ「その顔がいちいち似てるんだよ!」
たしぎ「だからそれは誰だ!!」
私、完全に空気だ
言い合いしているふたりは私の知らない過去の話もしていて
すこし置いてかれたように感じる
『ごほっ、んんっ、。』
なんだろう、すこし喉がいたくなってきた
ゾロ「っち、ラチがあかねぇ、おいA!行くぞ!!」
『あ、はい!』
たしぎさんをちらりとみると、
たしぎ「まて!ロロノア!私はパンクハザードのときの、」
ゾロ「うるせぇ!」
そうしてゾロさんは、私とたしぎさんが伸ばした手の一つを取って、
ゾロ「行くぞ。」
歩き出した。
、
、
、
、
私はわけも分からず、そこに立ち尽くした
だって、ゾロさんが掴んだ
その手は、
たしぎさんの手だったから。
484人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にこにこ - 凄く面白いです!! 続き楽しみに待ってます (2016年12月7日 17時) (レス) id: 4aeb75694d (このIDを非表示/違反報告)
牡丹 - 面白いです!更新待ってます (2016年11月5日 12時) (レス) id: d80fc865bb (このIDを非表示/違反報告)
アイウエオ - とても面白かったです!続きが楽しみです。期待していますよ!! (2016年10月23日 0時) (レス) id: 16e5fbbda3 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - ヒロインが拒食的な感じでゾロが看病するみたいな感じでお願いします! (2016年10月11日 7時) (レス) id: 1a87920bd2 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 凄く面白かったですよ~久しぶりに読めて凄く嬉しいです! (2016年10月10日 22時) (レス) id: 244a9211b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:どじ坊 | 作成日時:2016年8月18日 17時