羽のある幼い女の子【名探偵コナン】 (ページ8)

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『やー！！！！』

安室｢明日の朝には帰ってくる｣

『とーるく、やーーーーー！！！！』

ｺﾅﾝ｢大丈夫だよ、明日のお昼迎えに来るんだよね？｣

今日はどうしても行かなければならない組織での仕事ができたため、最近懐いているコナンくんに預けようと毛利先生にも許可を取ったのだが…

『おいてかないれーーー！！』

この有様なのだ…

安室｢なるべく早く終わらせてくるから｣

セイラの頭を撫でてから急いで任務へと向かった

コナンside

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ』

安室さんが出ていってからずっとこの調子だ
今は昼、明日安室さんが来るであろう時間まで丸一日…

ｺﾅﾝ｢大丈夫かこれ…｣

蘭｢セイラちゃん泣き止まないね｣

ｺﾅﾝ｢蘭姉ちゃん！？部活は？｣

蘭｢今終わって帰ってきたの
抱っこするの変わろっか？｣

ｺﾅﾝ｢うん、ちょっと腕疲れてきたからお願い…｣

コナンの姿だと泣き続けるセイラちゃんを抱っこし続けるのはしんどい…
蘭に変わって貰うとピタッと泣き止んだ

ｺﾅﾝ｢え！？｣

『ﾋﾟｼｯ)』

あ、これアイスコーヒーを飲んだときと同じ…固まってる…

蘭｢か、固まっちゃった？｣

そういえば梓さんとセイラちゃんが初めて会った時人形みたいだったって…
それに安室さんが人見知りがすごいって…

静かにはなったが我慢させ続けるわけにもいかずまた俺が抱っこすることになった
さっきのようにギャン泣きではなくなったがグスグスと俺の肩に顔を埋めている

蘭｢ご飯作ろっか、コナンくん何食べたい？カレーでもいいかな｣

ｺﾅﾝ｢うん、僕カレー食べたい
あ、セイラちゃん甘口しか食べれないみたいだから甘口でもいい？｣

蘭｢もちろん！｣

『とーるくんかえってくー？』

ｺﾅﾝ｢明日帰ってくるよ
それまで僕と一緒に遊ぼ(ﾆｺｯ｣

『ん…』

安室さんが大好きなんだろうな
そして安室さんもセイラちゃんが大好きなんだろう