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上司にセイラちゃんの事を報告すると羽のことなど気になることが多すぎるので僕が面倒を見ることになった

でも警察に探偵に喫茶店、そしてなにより組織に潜入しているため風見に任すのが1番良かったのだが、僕以外には一言も話さず動かずだったのだ

降谷「セイラちゃん、これから僕と一緒に住んでもらうんだけど、僕の本当の名前、降谷零はナイショだよ」

『れーくんはなーしょ』

降谷「そう、僕の事は透って呼んでね」

『とーるくん!』

降谷「みんなには零は秘密、バレちゃうとセイラちゃんとバイバイしないといけなくなっちゃうからね」

『ばいばいや…なーしょする』

降谷「ありがとう(ニコッ」

背中にある羽を羽ばたかせ僕の胸に飛び込んできた

降谷「あと人前で飛ぶのもダメ、それは秘密だよ」

『ばさばさ?』

降谷「そう、みんなビックリしちゃうからね」

『ばさばさもなーしょ』

セイラちゃんの羽はただの飾りなんかでは本物で、飛ぶことができるのだ
そんなこと世間に知られてしまったら人体実験で連れていかれてもおかしくは無い

『なーしょたくさん』

秘密事がたくさんありすぎて生きずらいかもしれないけれど実験施設に入れられるなんてされて欲しくないんだ

降谷「僕とセイラちゃんの2人の秘密だよ」

しーと口の前に人差し指をもっければそれを真似してセイラちゃんも嬉しそうにしーとしていた

『れーくんとのなーしょ(ニコニコ』

この笑顔を守りたい、檻の中で泣いている姿はもう見たくない

降谷「僕が絶対にセイラちゃんを守るから」

『??…セイラもれーくんまもる!(ニコニコ』

降谷「フフッ)ありがとう」

君の笑顔にもう救われている気がする
大切な人はもう出来ないと思っていた
もう無くさないように失わないように大切に大切に抱きしめた

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作者名:セイラ | 作成日時:2023年3月21日 19時

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