羽のある幼い女の子【名探偵コナン】 (ページ12)

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『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ』

夜中、泣き声が聞こえたため起きた
羽やニュースになっていたオークションについて調べていたがいつの間にか眠っていたらしい

ｺﾅﾝ｢蘭姉ちゃん？｣

居間に行くと泣いているセイラちゃんを抱っこしている蘭がいた

蘭｢あ、ごめんね、起こしちゃった？｣

ｺﾅﾝ｢ううん、蘭姉ちゃん明日も部活でしょ？
僕が見てるから寝ても大丈夫だよ｣

蘭｢ごめんね、ちょっと寝てくる
テレビとか好きに見てていいからね｣

『ゔゔ…』

ｺﾅﾝ｢お日様が上に登ったら安室さんに会えるよ｣

『とーるく…ｸﾞｽｯ…ｳｳｯ…』

きっとオークションで出されそうになった時に助けたのが安室さんだったのかな
そりゃ会いたいよな…

piriririri

携帯が鳴って画面を見てみると安室さんからだった
セイラちゃんを預かるため連絡を交換したのだ

ｺﾅﾝ｢もしもし安室さん？｣

安室【今一段落ついたんだ、セイラ寝れてるかい？】

『とーるくん！』

ｺﾅﾝ｢今泣いてたところだったんだ｣

セイラちゃんの耳にスマホを当ててあげると安室さんの声がするからかとても喜んでいた

『あのね！あのね！きょうはかしぇのいえでね！おかしたべたのー！』

さっきまでぐずっていたのが嘘かのように楽しそうに話し出すセイラちゃん

『かれーうろんもたべたんだよー！』

安室【楽しそうでよかったよ(ﾆｺｯ
そろそろ寝ないといけない時間じゃないか？】

『とーるくんはー？』

安室【僕も寝るよ
ちゃんと寝ないと会えるの遅くなるぞ】

『やー！ねる！』

安室【おやすみセイラ】

『おやすみ！』

ﾊﾊ…さすが安室さん…

セイラちゃんに手を引かれて布団に入るとすぐ夢の中へと落ちていた