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コナン「そろそろ帰ろっか?」

お菓子を食べてお喋りをしたセイラちゃんがうとうとし始めたので寝る前に帰ろうと思い言ったのだが…

『スー…スー…』

哀「遅かったわね…」

小さく丸まって寝てしまったその目には涙が流れていた

博士「泣いておるな…」

コナン「きっと安室さんと離れてるからだろうな…
我慢させちまった」

哀「…」

灰原が流れる涙をそっと拭いセイラちゃんの頭を優しく撫でた

博士「探偵事務所まで車で送ってあげるからちょっと待ってなさい」

コナン「わりぃな博士」

家の前に車を止めてもらって寝ているセイラちゃんを起こさないようにそっと車に乗せる

ドアの前まで博士がセイラちゃんを抱えて来てくれた
ドアを開けると美味しそうなカレーの匂いがする

『ん…ごはん』

本当にご飯が好きだな…

蘭「おかえりなさい!
あれ、博士?」

博士「セイラくんが寝てしまっての」

蘭「そうだったの、ありがとう博士!」

『らんちゃ、かれー?』

蘭「カレーうどんよ!」

博士の腕から飛び降りて家の中へと走っていく

コナン「ありがとな博士、もう大丈夫だ」

博士「元気なようで安心したわい」

それよりも博士から飛び降りた時羽を1回羽ばたかせてたよな…
普通な飛び降りれば怪我しそうだが…
それも安室さんに聞かねぇとな

博士が帰るのを見送って俺もテーブルについた

『こえがうろん?』

蘭「セイラちゃんのはちっちゃく切ってあるこっちね」

『こえセイラのー!』

蘭「多かったら残してね(ニコッ」

『や!れんぶ食べるの!』

蘭が食べさせてくれていたが眠気が勝ったのだろう
食べながら寝てしまった

蘭「今日お父さん帰って来ないしコナン君も私の部屋で一緒に寝よっか?」

コナン「いや!いいよ僕は!1人でも寝れるよ!」

蘭「そう?じゃあおやすみコナン君」

セイラちゃんを抱えて自分の部屋に戻っていく蘭を見送って羽に付いて調べるが何一つ出てこない
天使病っていうのが1番近いのかとも思ったが、天使病は羽が大きくなるのと同時に栄養が羽に取られるため数年で亡くなってしまうらしい
セイラちゃんの羽はもうだいぶ大きいためそれは無いだろう

コナン「ちっともわかんねぇ…」

安室さんも聞いても把握出来てるのか危ういな…

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作者名:セイラ | 作成日時:2023年3月21日 19時

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