めめ ページ6
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そしていよいよ週末。
目黒くんと会う日。
週末までは長かったような短かったような…
でも目黒くんに会えると思ったら仕事もいつもより何倍も頑張れた。
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蓮「Aちゃん、乗って」
『…目黒くん！』
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集合場所に行くと、1台車があって窓から顔を覗かせた目黒くん。
ほんと、今日もひたすら顔がいい…
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蓮「じゃ、向かうね
今日もAちゃんかわい…」
『ちょっ、』
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なんでいつもいつも耳元でささやくのだろうか。
そんな何回も囁かれたら耳が溶けちゃうよ…
あ、そうだ寝言のこと
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『あ、あのそういえば。
私がこの前寝言言ってたって翔太から聞いたんだけど…
変なこと言ってごめんなさい！』
蓮「変なこと？
俺はめちゃめちゃ嬉しかったけど」
『へっ？』
蓮「俺のことかっこいいって思ってくれてるんでしょ？
そんなん嬉しいに決まってんじゃん」
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本当に嬉しそうに言うから、
目黒くんのこと好きになってよかったって思った
そして、目黒くんが車を走らせること数分後
居酒屋に到着。
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蓮「ここ、安くて美味いから」
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ガラガラっと戸を開けると、
元気よくて優しそうなおじさんが、いらっしゃーいと出迎えてくれた。
座敷席に案内されて、座りメニューを選ぶ
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『とりあえず私は、生1つ』
蓮「俺は車だから烏龍茶
すいませーん」
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ここは多分目黒くんの行きつけなんだろう。
慣れた感じでおつまみ系もちゃちゃっと頼んでくれた。
おじさんには、
今日もイケメンだね〜なんて言われてる
いや、おじさんよくわかってらっしゃる。
目黒くんはすっごくイケメン。何してもかっこいい。
なんて心の中で共感していたら
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蓮「ん？俺の顔になんかついてる？」
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いつの間にか目黒くんを見すぎていたらしい。
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『あ、いや、ついてないよ？』
蓮「見惚れてた？笑」
『はあ！？』
蓮「冗談だって」
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お腹を抱えながら、くくくって笑う目黒くん。
動揺してすごく大きい声出しちゃった…
恥ずかしい。。
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作者名：愛されしきのこ | 作成日時：2020年3月11日 23時
