めめ ページ15
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そして17時になったころ、翔太と2人でタクシーに乗り込む。
翔太がお店の住所を伝え、走り出しものの３分ぐらいでお店に着いた。
近すぎて逆にタクシーの運転手さんに迷惑ではないかと思ったけど、まぁ、翔太一応芸能人だし。
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翔太「お、康二」
康二「あ！しょたくん！と…妹さん…こんばんは」
『こんばんは！』
翔太「いや、お前人見知り発揮すんなよ」
康二「いや、ちょっと緊張しますよ、初対面はやっぱり」
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向井くんは、人見知りらしい。
私は意外と初対面でもガツガツ行けちゃうタイプだから気にしてないけど…
でも、向井くん根暗って感じではなさそうだしすぐ仲良くなれそう。
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『よろしくお願いします！
私なんかに緊張しなくて大丈夫ですから』
康二「よろしくお願いします…！
いやぁ、翔太くんに似てめっちゃかわいいですね」
翔太「なんやそれ」
『ありがとうございます…』
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なんやらよくわからない話しをしていると、
後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
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蓮「遅くなってすいません」
康二「めめぇ！」
翔太「じゃ、みんな揃ったことだし店入ろうぜ」
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お店に入り、個室に案内されてそのまま席に座る。
私の向かい側には向井くん、斜め前に翔太。
そして隣には目黒くん。
この席順、私的にはだいぶ不思議だけど…いっか
お酒も少し入ってきて、向井くんとも普通に話せるようになった。
いつもの向井くんの自己紹介もやってもらったり、ちょっとヲタク感丸出しみたいになっちゃったけどすごく楽しかった
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翔太「俺と康二はこの後もう一軒行くけど、2人は？」
『私は明日普通に仕事だから帰ろうかな』
蓮「俺も今日は帰ります。
Aちゃん送ってくんで」
『え？』
康二「めめかっこええやん」
翔太「じゃあ俺のかわいい妹をよろしく頼むー」
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なんていって2人は出ていった。
なんだかわいい妹って。
普段絶対そんなこと言わないくせに。
あいつ絶対酔ってやがる…
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作者名：愛されしきのこ | 作成日時：2020年3月11日 23時
