目黒蓮 (ページ12)

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めめページ12

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目を開けると、知らない部屋。外は明るい。
隣を見るとすやすや眠る目黒くん。

え！？目黒くん！？

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『ちょ！目黒くん！』

蓮「っん。あ、Aちゃん…おはよ」

『お、おはよう。どういうことだ…。』

蓮「ふはっ、いや、あの後Aちゃんめっちゃ呑むから大丈夫かなって思ってたけど案の定潰れちゃって」

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目黒くんの家にいるってことに驚きすぎて開いた口が塞がらない。

翔太くんにちゃんと連絡しといたから大丈夫、って言われたけれど。

そういえばなんで翔太の家…というか、私の家知ってるのに目黒くんと家に？

というか、今日目黒くんは仕事だろうし迷惑かける前に帰らないと。
そんなこと言ってるけど潰れてる時点で迷惑かけまくりだわ…

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『迷惑かけてごめんなさい。私帰る！』

蓮「まって」

『な、なんでしょう…』

蓮「Aちゃん、今日休み？」

『うん。』

蓮「じゃあさ、ゆっくりしてってよ。俺もオフだし」

『いや、潰れちゃってここまで運んでもらって
ただでさえ迷惑かけちゃってるのに…

これ以上は迷惑かけられないよ』

蓮「迷惑じゃない。まだAちゃんと一緒にいたい」

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最後にダメ？なんて首を傾げながら言うから、
私も首を横に振ってしまった

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蓮「そういえばね、昨日のAちゃんちょー可愛かったな」

『え、なに？』

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まさか、私またやらかしたの？

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蓮「Aちゃんまだ酔ってたから水取りに行こうとしたら、俺の袖掴んで行かないで…って
もう目がさ、きゅるんってしててさぁ

しかもその後、布団広げてここ入ってって言うんだよ？
いやぁ、もうかわいい以外の何者でもなかった」

『…』

蓮「え、Aちゃん？」

『お恥ずかしいところをお見せしてしまってすみませんでした』

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いや、もう恥ずかしすぎる。

なんで私は好きな人の前だとこう失敗してしまうんだろう

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蓮「はははっ
いやいや、俺的には天使みたいで最高だったよ？」

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好きな人に天使なんて言われることこの先絶対ないと思う。

もう私一生分の運ここ最近で全部使い果たしてる

まぁ、それが本望かも。実際幸せだしね…