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手越はさっきの寂しさの顔とは一転、子供のような笑顔を見せた。

なんだ、こんな笑顔見せて可愛いじゃないか(笑)

手越「まっすー!俺と一緒にゲームしない?」

「ゲーム?俺ゲームあまりしないよ?」

手越「いーから!大丈夫!俺が教えてあげるよ!」

そういって箱から出したのはテレビゲームで、それもサッカーのゲームだった。

「え?それ手越に有利じゃん(笑)」

普段ゲームもしてて、サッカーも得意ならば手越には圧倒的有利だ。

手越「大丈夫!俺がちゃんと教えるから」

そういって手越はニコリと笑った。

まるで子供みたいだな、俺ら

夜にテレビゲームをして夢中になるなんて…

幼い頃夜中まではしゃいでたっけ(笑)


こうして時刻が過ぎていくのを忘れ、俺らはゲームに夢中になっていた。

手越「そそ!ここでゴール!上手いじゃん、まっすー!手先が器用だね」

「え?そう?」

手越「じゃあここで試合する?」

「え?今?」

手越「だって、まっすー上手いもん!いけるって」

手越、鬼だよー(笑)

こうやってゲームを行った結果、手越の勝ち

「やっぱり手越じゃん」

手越「ごめんごめん、熱が入ってさ(笑)でもまっすーもうまいよ」

そうして気づいたら、夜の10時を過ぎていた。

あ!俺明日仕事で、朝からドラマ撮影だ!

「ごめん、手越、俺もう帰るわ」

手越「え?なんで?まだいようよー」

「明日朝早くから、ドラマ撮影だから家帰って寝ないと」

手越「ここで寝よ?」

「いや、俺もそこまでは無理だから…迷惑かけるし…」

手越「迷惑じゃない、今はまっすーが必要なの」

「ごめん、明日の準備もしないとだから…」

そういって、俺が部屋を出ようとすると、グイッと手越に腕を掴まれた

手越「嫌だ!寂しい!俺一人嫌だよぉぉー」

手越が泣いた。

それも大声をあげて

それは手越から俺に対する強いメッセージだった。

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ゆき慶(プロフ) - EPCOTIAさん» ありがとうございます!そう言ってくださってとても嬉しいです!更新頑張ります! (2019年12月6日 23時) (レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)
EPCOTIA - このお話とても面白いので大好きです!更新頑張ってください!楽しみしてます。 (2019年12月6日 21時) (レス) id: 52213f0af6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - のむちゃさん» 遅くなってごめんなさいm(_ _)m更新頑張ります!ありがとうございます! (2019年12月5日 6時) (レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)
のむちゃ - 更新楽しみにしてます! (2019年12月5日 0時) (レス) id: 52213f0af6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - yuaさん» そう言って頂いて嬉しいです!ありがとうございます!更新遅くてごめんなさいm(_ _)m (2019年11月30日 23時) (レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆき慶 | 作成日時:2019年10月21日 16時

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