Strawberry 4

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ドッとわき起こる歓声、色鮮やかなペンライト、うちわ、そしてファンの笑顔…

ライブなんて毎回できるなんてそんなの当たり前じゃない。ファンが支えてくれているから、応援してくれてるから実現している

だったら俺らも笑顔で手を振って、「ありがとう」っていつも感謝して恩返ししてあげないといけない

俺は、ライブを何事もないように行った。

時には痛みが酷く、俺を苦しめることがあったけど、メンバーがそばにいてくれたから安心した。

まっすー「調子どう？今のところは…」

舞台裏にはけると、まっすーはすぐに俺の元にかけよってきた。

今はコヤシゲの2人が繋いでくれているらしい

今回のライブでは、俺のことも考慮して、ソロはもちろん、テゴマスやコヤシゲの曲もいれ、俺が休み休みできるようになっていた。

「ちょっと悪化してるかもしれない…」

まっすー「後半いける？」

もちろん、いけないなんて選択肢はない…
だって、俺はアイドルだから、人を笑顔にさせるアイドルなんだから…

「いける！やるっ！」

まっすー「あと少しだからね！頑張ろっ！」

あと少しか…
この痛みになんとか耐えればっ…

小山「どう？いけそ？」

シゲ「ほら、着替えたなら安静してな？次出るまで少し時間ある」

歌い終わったのか、コヤシゲの2人がステージ裏にはけてきた。

「うんっ、ありがと」

小山「あらら…こんなに腫れて…頑張ったね手越、あともう少しだからね」

そういって慶ちゃんは、俺の足を擦りながら心配してくれたり、湿布をはってくれた。

シゲ「あっ！そろそろだ！早くでないと！小山早く着替えろお前」

小山「あ、手越のこと気にかけてて着替えしてなかった！」

シゲ「もー(笑)人の心配もいいけど、せめてやることやってよー」


慶ちゃんの着替えも終わり、俺らは再びステージにあがった

俺の足の痛みが吹っ切れてしまえばいいのにな…

･→←ありがとういつの日も感謝して〔続き〕

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