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加藤side
手越は涙目になり、まっすーも頭痛がひどいのか時々顔をしかめている。
2人のこの表情から、2人の苦しさが伝わってきた。
小山「どうします？加藤さん…」
隣にいた小山が心配そうに俺のほうを向いた。
敬語でかしこまった言葉遣いから、俺を頼って、意見をうかがっているように見える。
「でも、この状態だとリハはなぁ…」
2人ともここまで弱音を吐くとは思えなかった…
手越は体調が悪くたって平気な顔して、まっすーはメンバー１アイドル意識が高いから、リハなんてすすんで行うほうだ…
小山「これは嘘ついてないよ、この2人は」
「これはガチなほうだもんなぁ…」
まだライブまでは時間ある。
けど、細部までこだわっている俺らにとっては、リハは一日一日大切にしている。
「まあ、体調悪い時なんてリハなんてうまくいかないし、今日はできそうにないよなぁ…あとで一気に覚えることになるけど…」
その時、コンコンとドアをたたく音がしてスタッフが顔をのぞかせた。
スタッフ「そろそろ大丈夫そうですか？」
小山「あっ…えっとぉ…すいません、手越とまっすーが体調悪くて、リハのほうは今日延期にさせてもらっていいですか？せっかくリハの時間いただいたのにすいません」
スタッフ「大丈夫ですよ、2人とも体調悪そうですしね、お大事にしてください」
そういって、スタッフはその場を離れた。
「ありがとう、小山」
小山「いいのいいの、こういうの一応慣れてるから(笑)」
さすが、社交的の小山に頼めばこういうのも大丈夫だ(笑)
俺はこういうの慣れてないしな(笑)
小山「とりあえず、俺の家に来る？看病してあげるよ」
手越とまっすーはこくりとうなずいた。
「大丈夫？俺の家でも大丈夫だけど」
小山「大丈夫だよ、こういうの大体俺んちだし(笑)俺、今日車だからさ」
そういうと、小山は手越をおぶって車に向かった。
まっすー「えー、ずるいー、俺もおんぶしてぇー？」
子供か(笑)
まあいいや、こういう甘えもたまには聞いてあげないとな(笑)
俺はまっすーをおぶって小山のあとについていった。
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ゆき慶(プロフ) - かなさん» わかりました！このままでは書かせていただきます！早くも感想送ってくださってありがとうございます。更新頑張ります！ (2019年11月16日 22時) (
レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)
かな - ゆき慶さん» こんばんは！すみません…コメント見てなくて… 今更遅いですが、家のことです！リクエストの内容とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 9d3bdaab98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - かなさん» こんばんは！つぎはかなさんのリクエストなのですが、それぞれの部屋というのは家のことですか？詳しく教えて欲しいです (2019年11月8日 20時) (レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - しげしげさん» ありがとうございます！期待に答えられてよかったです！頑張ります！またリクエストできたらお願いしますm(_ _)m (2019年6月27日 23時) (レス) id: bcd7e252ce (このIDを非表示/違反報告)
しげしげ(プロフ) - リクエストに応えてくださり本当にありがとうございました！！とても素敵でした！！これからも頑張ってください！！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: e0683bfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき慶 | 作成日時：2019年4月7日 21時
