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増田side
ガチャンと扉が閉まり、2人は出ていってしまった…
「はぁ…」
1つため息をついて、俺は衣装のサンプルを広げた
衣装もあともう少しなんだけど…
なんだか今日は何一つやる気出ないな…
朝起きたら、ズキズキとした痛みが頭を襲った。
それがあまりにも続いて、メンバーやマネージャーと話す余裕が無い…
俺は手越みたいに嘘をつくのは下手くそだ…
頭痛を隠すことは出来ない…
だから、俺はみんなの話の輪に入ることをさけて、1人で時間を潰していたのだ…
手越「す？…まっすー？」
「ん？なんだよ、手越…」
片頭痛のせいか、イライラしてしまい、思わず機嫌悪く答えてしまう…
手越「ごめん…邪魔しちゃった？」
「……別に…あまり考えまとまらなくて…ごめん」
手越「……」
こんな態度とって、怒っちゃったかな…
手越が怪訝な顔で俺の顔を覗き込んだ
手越「もしかして頭痛いの？まっすー」
「え？」
唐突に言われた質問に目を丸くする。
手越「もしかして、図星？」
「…なんでわかったの？」
手越「相変わらず感がいいんでね！(笑)あと、ここ、シワよってる」
そういって、自分の眉間をつんつんと指でさした
でも、手越の行動も言葉もどこか弱々しくて、笑顔もあの眩しい笑顔ではない…
手越「実は俺もなんだよね…」
そういって、また力なく笑った
「え？」
まったく気づかなかった…
何も変わらずメンバーやマネージャーと話してて、唯一気づいたのはさっきで、どこか弱々しいようなちょっとした仕草だった。
でも疲れてるのかな、なんて思ってたから…
手越「似たもの同士だね(笑)」
「似たもの同士じゃねぇよ、バーカ(笑)お前の誤魔化し方がうまくて全然気づかなかったよ(笑)」
そういうと、手越はにこりと笑って
手越「ねぇ、ちょっと今日のリハは軽めに行おっか…通しでやるだけだし、俺らでまた今度音や振りは合わせればいい。たまにはあの2人に甘えるのもありじゃない？」
そういって、手越はダラーンとソファに寝転がった
正直動けないほどだ
そう呟いた手越に、思わず共感してしまう
てか、お前、もう限界かよ(笑)
あんなに強がってたのに
手越の言葉に思わず安心したな…
「俺もちょっと休むわ…今きてるから…」
俺は再びきた頭痛の波に耐えられず、背中を丸めた。
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ゆき慶(プロフ) - かなさん» わかりました！このままでは書かせていただきます！早くも感想送ってくださってありがとうございます。更新頑張ります！ (2019年11月16日 22時) (
レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)
かな - ゆき慶さん» こんばんは！すみません…コメント見てなくて… 今更遅いですが、家のことです！リクエストの内容とても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 9d3bdaab98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - かなさん» こんばんは！つぎはかなさんのリクエストなのですが、それぞれの部屋というのは家のことですか？詳しく教えて欲しいです (2019年11月8日 20時) (レス) id: d278e48569 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - しげしげさん» ありがとうございます！期待に答えられてよかったです！頑張ります！またリクエストできたらお願いしますm(_ _)m (2019年6月27日 23時) (レス) id: bcd7e252ce (このIDを非表示/違反報告)
しげしげ(プロフ) - リクエストに応えてくださり本当にありがとうございました！！とても素敵でした！！これからも頑張ってください！！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: e0683bfa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき慶 | 作成日時：2019年4月7日 21時
