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目を覚ましたら、まっすーの顔が視界に入った
「目が覚めた?良かった…」
ここって…
「今日は特別。俺の家」
普段住んでいる家さえ教えてくれないまっすーが俺を家に入れてくれた
「いいの?俺に家知られても」
「別に大丈夫だよ、だってほんとに心配だったんだから、急に倒れてたんだもん。びっくりした…胃腸炎だってさ」
そっか…あまりの痛さに倒れてたんだな俺…
「ごめん…迷惑かけて…」
「その言葉禁止。迷惑なんて俺そんなの思ってないよ?俺が心配することと迷惑かけることは違うから」
不意に思ったことを口にした俺。だけど迷惑だとは思ってないと返ってきた回答にホッとする。
「ありがとね」
「ううん、助けてあげるのは当たり前でしょ。お腹痛くない?大丈夫?なんか作ろうか?」
「少し痛いかも…でもなんか体の周りが…」
「あっ…」
まっすーは布団に目を向けた。たくさんの毛布がかかっていたのだ。
「心配でたくさん毛布かけちゃった…熱いよね」
「うん…」
でも、まっすーは俺の事を本当に心配してくれてたんだ。
だから俺を家に入れて毛布を沢山かけてくれたんだ。
「まっすー、やっぱり優しいね…」
「シゲのためだよ、なんか作るよ、あったかいもの」
「作れるの?」
「餃子なら」
「まっすーの餃子久しぶりに食べてみたいかも」
「そう?じゃあ俺頑張るよ」
こうして俺は1日まっすーの家で、まっすーに看病されることになった。
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ゆき慶(プロフ) - そこら辺の人さん» 大丈夫です!細かく書いてくれてありがとうございます。了解しましたm(_ _)m (2022年11月21日 18時) (レス) id: 314c208f86 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の人 - そのまま発作が収まらなくて吐いちゃって倒れちゃって気づいた時にはそれが怖くて泣いちゃうのをメンバー2人が甘やかすというのをお願いします 長いし遅くなってしまってほんと申し訳ないです (2022年11月15日 23時) (レス) id: d6827cc4a9 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の人 - シゲが喘息でずっとメンバーに隠してきてある日現場が埃っぽくて発作が出そうになる所を何度も我慢して耐えてたけど限界になって1人でバレないように楽屋戻るけど手の震えで薬が取れなくてどんどんひどくなっちゃってるを2人が見つけた時には酸欠状態で過呼吸になってる (2022年11月15日 23時) (レス) id: d6827cc4a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき慶(プロフ) - そこら辺の人さん» 大丈夫ですよ! (2022年10月11日 20時) (レス) id: 314c208f86 (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の人 - 嘔吐表現が入るものっていけますか??m(_ _)m (2022年10月9日 21時) (レス) id: 281b2b014a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき慶 | 作成日時:2022年4月13日 21時