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22話 ページ25

壱馬side


北人のあの一言で少し動けなかった

樹「壱馬さん?おーい?」

壱「ちょっと散歩してくるから先帰って」

BLACKcat「はーい」


俺は思い出の場所に足を進めた

壱「ボロボロになったな…」

なんてボソッて呟くと頬が濡れた…
ポツポツと雨が降ってきた…


壱「ほんまっついてないなぁ…あん時と同じやん」



陸「壱馬」

後ろから呼ばれ振り返ると陸さんが立ってた

陸「懐かしいなぁ!ボロボロだけど」

壱「俺らは間違ってたんですかね?もしあの時」

陸「過去ばっかり気にしたって今楽しくないじゃん〜今を楽しまないと!」

壱「陸さんは思わないですか??」

あの時の選択が間違っていたのか…
あの時には戻れないけどやり直せるんじゃないかって俺はずっと思ってた
でも陸さんは今を見てる
もう昔は忘れたのかな?

陸「思ったよ…戻りたいって」

壱「えっ?」

陸「あの頃が楽しかったなぁって戻りたいなぁってまたみんなで笑いたいなって」

陸「でもさ今はもう仲間がいるし…戻れないんだなって実感したかな?北人の話聞いて」

壱「確かに思いました…戻れないんだなって」

陸「壱馬はさどーしたい?」

壱「俺は、やり直したいっす…出来るなら」

陸「なら頑張ってみたら?俺もできるだけ手伝うし」

壱「でも、どーやって」

陸「それは壱馬が考えないとね!あっー!!ごめんもう帰らないと!!また怒られるよー」

って言い残し陸さんは去って行った

やり直せるんだったらやり直したい
あの時には戻れないけど









北「俺だって戻りたいよ…でも何かが邪魔をするんだよ」

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(プロフ) - きよさん» ありがとうございます!更新が遅いかもですがよろしくお願いします (2018年5月6日 11時) (レス) id: 62b01f19bd (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - この話めっちゃ好きです!更新楽しみにしてます! (2018年3月30日 20時) (レス) id: a1d8d4816a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明来 | 作成日時:2018年1月24日 17時

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