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ライブ自体は物凄く好きだ。
あの空気感といい、あの緊張感。
あの匂い、あの歓声。
あの熱気。
あれを感じれたら気分が上がる
魅せたい。自分を魅せたい。
そう思ってステージに上がるのに、自分の体は言うことを聞かない。
3、4曲繋げて踊ったり、終盤になれば、体は持たない。
吐き気、頭痛、めまい、力が入らなくなったり、息がうまくできなくなったり、手足が痺れたり、震えたり。
病院に行ってもなにが理由かははっきりはわからない
NJ「A？大丈夫か？遅らしてもらうか？あと40秒だ」
口に付けている酸素缶を外して言う
「っ行きます。大丈夫、大丈夫、いける、いける、いける、、、いけます、大丈夫です、」
JN「無茶はしないで」
ステージに立てば私は完璧でなければならない
完璧でみんなの憧れでなくてはならない
「みんな、今日はありがとーーーー！！！！」
私ひとりが声を上げればそれに答えるように何万人もの人々が声を上げる
気持ちいい。
認められた気がするから。
でも、その分辛いことは倍にある
けれど私が選んだ道がそれだから
目の前が真っ暗でも手探りで前に進まなければならない
怖いと思って後ろに下がれば私は崖から崩れ落ちる
私はBTS紅一点、Aだから。
EP1end
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作者名：ぱぁぱぁそん | 作成日時：2019年1月23日 22時
