お泊まり ページ13
到着すると、ラギーが寮の入口に立っていた。
どうやら、僕のことを待っていたらしい。
「やっぱり準備が早いッスね。
レオナさんの部屋は一番奥なんで、案内するッス」
「ラギーありがとう」
サバナクロー寮は、獣族がほとんどだ。
僕の方をジロジロ見てくる輩もいるが、
ラギーが追い払ってくれた。
「それにしても、レオナさんの番大変そうっスね。
絶対俺だったら運命の番でも番にならないっスよ」
「あはは……」
「小言言う前にさっさと連れてこい」
「じゃあレオナさんが待ってれば
良かったじゃないっスか！！」
レオナが自分の部屋から出てきた。
ラギーはレオナの身の回りの世話をいつも
しているらしく、言い争いなどは
どうやらこれが日常茶飯事らしい。
レオナの部屋は、他のサバナクロー寮生の
部屋に比べ、広かった。
恐らくラギーが部屋の片付けをした後なのだろう。
部屋はとても綺麗だった。
「荷物はそこら辺に置いておけ。
食事は学校の食堂で済ませろ。いいな」
「ヒート、体験したことないんだけど、
レオナがいてくれるんだよね？」
「そのつもりだが」
「あー、ありがとう」
無様な姿見せるのかあ。
なるべく穏便に過ごしたいんだけどな、僕。
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なる(プロフ) - 菊丸さん» コメントありがとうございます！色んな作品読んでくださってとても嬉しいです！！ (2020年8月14日 16時) (
レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
菊丸 - いや〜…最ｯｯ高でした。癒しをありがとう。。 (2020年8月13日 9時) (レス) id: 2ed3efbae0 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - 歌依さんありがとうございます！お話終わったのですがどうだったでしょうか？お楽しみいただけていたら嬉しいです！ (2020年7月8日 22時) (レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
歌依 - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年7月6日 16時) (レス) id: 00cc611901 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - わら。さんありがとうございます！ (2020年6月22日 15時) (レス) id: 7dcef7f05b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2020年6月15日 22時
