伊達の過去_その罪_ ページ25
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萩原によると、伊達の父親であるその人は、伊達がまだ幼い頃に犯罪者に対して"土下座"をしたらしい。そしてその父親は現役の警官だったと_
その後伊達はどんな風に父を思い接したのだろうか。軽蔑?失望?どれも正しいものとは言えないな。
私は人より頭脳が秀でている。だから、伊達の父親が何をしたかったのかも良くわかった。
別に伊達を下に見ている訳ではないし、ましてや目の前でそんな事があったらそう感じてしまうのも分かる。が、矢張り身内同士のものをみると__
萩「あれ?Aちゃん大丈夫?」
『は?なにが』
松「流石の胡桃でも今回のは表情を崩したか」
表情を崩す?私が?意味が分からない
同僚からも部下からも鉄壁の仮面と言われた私が?何故?
急に訳の分からない事を言われ、少し動揺していると(今は無表情)、またもや隣から声が聞こえる
なんだ?煽りか?
松「だから諸伏もよォ…昔、何があったかは知らねえけど
話してくれたら俺らのしょーもない助言が…
なんかの助けになるかもしれねぇぜ?」
な ん だ こ い つ
あと、その「俺等のしょーもない助言」に私も含めてないよな?お前と「俺ら」括られるくらい仲良くなった覚えはないぞ
諸「た…」
あ、まって諸伏。私が逃げる時間を寄越してくれ。やだ、巻き込まれたくない。
足を一歩後ろに引き、回れ右をする。行ける、私なら。この1分で1km走れる私の足なら。
いやまて、もしここで逃げたら私_結構ゲスい奴n
諸「た…す…け…て…」
松「今かよ?!」
『あ"あ"ぁぁぁ"』
萩原が驚いていたが関係ない。
悩んでる暇あるなら行けば良かった…_
□
あらすじ。
コンビニの看板の明かりがモールス信号になっている事に諸伏が気づいた。
以上!
『(くっそ〜こんな事なら外なんかに出なきゃ良かった)』
萩「よし!じゃあこれからどうするか作戦考えよっか!」
松「SOSのモールス信号……コンビニ強盗かなんかか?」
諸「多分そうだと思う…人数はどれくらいだろ…」
人数…か…
『五人…五人だ』
「「えっ」」
諸「ちなみにそれはどうして?」
松「真逆勘だって言わねぇだろうな?」
なわけねーじゃん。
『私の推理力舐めんなよ?(今回は楽だから聴力に頼ったんだけど)』
耳良いとなにかと得だよな
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あざざめ(プロフ) - 紅さん» 紅さん!ありがとうございます!そう言ってもらえるとやる気がでてきますね笑笑 (9月17日 10時) (レス) @page35 id: 6b5cfcbae8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (9月17日 1時) (レス) @page35 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あざざめ | 作成日時:2023年8月20日 14時