#最近の警察マセ過ぎてる【ブルーロック】【名探偵コナン】【警察学校編】

茜の手記 ページ19

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突然だが聞いて欲しい。同僚が警察学校に通うことになった。



そこだけ切り取れば《警察を目指す同僚が、健気に警察学校で奮起する話》と思えるだろう。



しかし、その同僚＿A＿は根っからの闇の花。光に憧れたとしても既に手遅れだし、なにより焼かれるだけだ。


…ま、これは"憧れた場合"なのだが





其奴は驚くことに常識を学ぶ為警察学校に入ったんだ。ほんと、意味不明



そしてその馬鹿の穴埋めを俺がしなきゃいけないの！お陰でこっちは大忙し……じゃなかったわ。
そうだ俺、同僚か部下に押し付けて無断欠勤してるから関係ないんだった。




え？そんなことしたら打首にならないのかって？



ならない。というかなるわけがない。だって幹部だし、俺。それにこの組織首領が居ないんだよねー。

だってさ、首領って一人じゃん？誰にも頼れんし色々大変だし、幹部同士で支え合う方が効率的だと思うんよ。




ま、そのせいかは分からんが此の組織には三つの派閥が存在する。大きく分けてだけどね。そしてこの三つは互いに牽制し合っている。




簡単に言えば地球＝組織で国＝派閥って考えてもらうと分かりやすいかも。





派閥は先刻いった通り三つ。


一つ目は俺を筆頭とする派閥
二つ目はAを筆頭とする派閥
三つ目は刹那を筆頭とする派閥





俺の派閥は主に


・金融の管理及び組織が所有する"財閥"の管理

・傘下組織の管理

・交渉

・毒等の科学物質の研究

・世界への根回し…etc




Aの派閥は


・敵対組織の壊滅及び裏切り者の処理等の殺し

・遊撃部隊や軍閥の管理

・拷問班

・新たな武器の製造

・薬売買…etc



そして最後、刹那の派閥は


・情報の管理

・ハッキングでの情報収集

・情報の偽装工作

・国々の情報機関の管理

・ハッキングでの世界重役等の脅し材料作成…etc





という感じだ。


どれも敵対したらただじゃ済まされない。



俺が少し重い腰を上げればこの世の株価や貨幣の価値は激変し世界恐慌が起こる。世界中は混乱の渦に巻き込まれるだろう。



Aだって、様々な武力を保有している。世界中の軍閥に根を張っているから、Aが一声かければ多種多様な殺戮兵器が使用され、戦争が始まる



刹那は一気に国家転覆……下手すれば消滅する。一つマスコミに挙げれば世界で大騒ぎになるような情報を多く持っているからだ。






＿＿だから今日も互いに牽制し合うのだ

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