予想と現実 ページ15
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4人が予想したのは下の通りだ
降谷→カツ丼定食
諸伏→パスタ
萩原→蕎麦
伊達→カツカレー
萩「え、降谷ちゃんと班長重いのぶっ込んでくんじゃん」
降「胡桃は身体能力が高かったし、結構食べてると思うんだが…」
伊「俺も同意見だな」
萩「いやそういうのじゃなくてさ。もうちょっと相手に配慮しよう?あと、諸伏ちゃんは?」
諸「俺は前に一緒に食べた時胡桃さんがラーメンを食べてたから、麺類が好きなのかなーて」
伊「ラーメン食ってても麺類が好きだとは…」
諸「ちょっと無理があるよね。でも他に手がかりがなくて」
少し照れたように頬をかく諸伏。そしてその両隣から驚いたような声をあげられた
降&萩「「ええぇぇぇ」」
降「ヒロ、胡桃と一緒に食べたことあったのか?」
諸「うん、一回だけ」
萩「うそ…よく了承したね。陣平ちゃんみたいに断られなかったの?」
諸「断られはしなかったな……。もしかしたら胡桃さん、大人数が苦手なのかも」
降「だったら悪い事をしたな」
萩「じゃあ次は俺1人で誘ってみよ」
4人がそう談笑しているうちに、2人は昼食を受け取れたようだ。
松「おいおめーら随分楽しそうに話してんじゃねぇか。悪口か?」
降「別に悪口を話してたわけじゃないさ。」
伊「胡桃がなんの料理を持ってくるか、予想してたところだ」
萩「で、Aちゃん。結局何にしたの?」
『結局もなにも…パフェとミルクティーと梅干しだが』
「「え」」
私がそう言い切ると4人は目を点にして固まった。ん?なんか可笑しい事を言ったか?
萩「パフェってデザートじゃん⁈しかもうちにそんなのあったんだ…」
諸「その…組み合わせとかそれで合ってる?」
『失礼だな。合ってるぞ』
「間違ってだ方が良かったかもな…」と降谷が言うが…。はて、矢張りなにか可笑しかったのだろうか。
伊「ま、胡桃らしくていいんじゃねぇか?」
松「女っ気の欠片もねぇがな」
『は?パフェがあるだろパフェが。態々女っ気を出すために頼んだんだからよオ。』
最近はくしゃみまでもが女の子らしくなってきたんだからな?舐めるなよ?
こうして、胡桃の誰が一番知っているか選手権は幕を閉じた
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おまけ
『ちなみに聞くけど君等は何を予想したの?』
「カツ丼定食」
「パスタ」
「蕎麦♡」
「カツカレー」
『…彩みどりだな』
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あざざめ(プロフ) - 紅さん» 紅さん!ありがとうございます!そう言ってもらえるとやる気がでてきますね笑笑 (9月17日 10時) (レス) @page35 id: 6b5cfcbae8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (9月17日 1時) (レス) @page35 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あざざめ | 作成日時:2023年8月20日 14時