女誑しとリア充は地獄に堕ちろ ページ13
□
伊「鬼塚教場手を休めるな!とっとと掃除終わらせて飯にするぞ!」
『あぁ、、眠、、』
ったく。相変わらずこの方達は元気ですわねー。張り切っても疲れるだけでしょ、まったく…
しっかしそれより元気なのが…
「悪い松田…そっちのチリトリ貸してくれ!」
「おうよ!その代わり後でちゃんと…返してく零!」
「つまらん二点!」
まぁ大体なんでこうなったかの予想はつくけどさぁ。はぁ…
諸「すっかり仲良しになっちゃったなぁあの2人」
萩「陣平ちゃんの親友の俺としてはちと、ジェラッちまうねぇ…」
『へぇ、君にもそういう感情あったんだね』
萩「酷くないAちゃん⁈」
酷くない酷くない。だって君女誑しでしょ?容赦なく女切り捨ててんじゃん。
諸「ぁはは…」
萩「切り捨てはないよ⁈」
『あ、声に出てたのか』
萩「もう泣いていいかな」
諸「まあまあ」
慰めるなんて優しいな諸伏。絶対潜入捜査とかで裏社会いっても善人なままだろ。いや、多少は汚れるかもしれないけどずっと光り輝くタイプだわこれ。
そう考えていると、柵越しから可愛らしい声が聞こえてきた。…最近の子はこんな声なのか
「萩原くーん!次の休みの日うちらの教場との合コン忘れないでねーー!」
「ああ、任されてー♪」
「イケメンいっぱいそろえてよー♡」
「そこの金髪の外人さんとかー♡」
彼女達がそう言うと、伊達がその柵の方へ近づいていった。別にそこまでやらなくてよくね?放っとけばいいじゃん…
「誰が金髪の外人さんだって?」
「あ、いえ…」
「す、すみません教官…」
そう言い残すと、彼女達は逃げるように帰っていった。伊達が教官…
『あーあ』
諸「どうしたの胡桃さん?」
『稀少な華達が帰っちまった。』
諸「あー、そういえば確かに女の人少ないよね」
『男女比反対になんねぇかな』
諸「うぅ〜ん」
苦笑しながら諸伏が此方に視線を合わせる
無理して答えなくていいから。虚しくなってくる。
「外守クリーニングです!制服受け取りに参りましたー!」
伊「ご苦労様です!」
……
『諸伏』
「どうしたの?」
『頑張れよ。』
「?ありがとう」
入学前にみた長野夫婦惨殺事件……。
出来れば巻き込まれたくはないな。
51人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あざざめ(プロフ) - 紅さん» 紅さん!ありがとうございます!そう言ってもらえるとやる気がでてきますね笑笑 (9月17日 10時) (レス) @page35 id: 6b5cfcbae8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (9月17日 1時) (レス) @page35 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あざざめ | 作成日時:2023年8月20日 14時