０になるまで【緑】 (ページ46)

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俺の家に着いてAを家へ入れる

大「ソファ座っとって。お茶でもええ？」

あ「うん。ありがとう」

いつもの元気がないA

大「はいっ」

そう言ってお茶を渡して俺もソファに座る

時計の針が聞こえるくらい静かな部屋

なんか話さなあかんって思って

俺は思い切って聞いた

大「なんで泣いてたん？」

そう聞くとAは下を向いて口を開いた

あ「すばる、週刊誌に撮られたの。」

大「え？Aと？」

あ「モデルの子。」

大「それって...」

あ「うん。浮気？笑」

悲しそうに笑うA

この前のすばるくんの表情はこれやったんか

Aのこと好きなのにほかの子と...

それを撮られてしもうた

あ「でも、付き合ってないからそれはすばるの自由だから...」

大「なあ」

すばるくん、そんなAがおるのにそんな事するんやったら

大「俺にしいひん？」

俺、本気で奪いに行くで？

今のすばるくんより幸せにしたる自信あるで？

あ「忠義？」

大「ずっとAの事好きやった。初めて雑誌で見た時から」

あ「えっ...」

大「すばるくんの事好きなのは知ってる。でも、それでもずっと好きやったから」

大「まあ、少しずつ考えてや笑今日はもう止まっていき？」

あ「ありがとう」