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ある程度泣かせたままでも
大丈夫だということもあって
寝て起きたばかりみたいだったので
私は手早くおむつを交換して
籠ごと移動してミルクを作り
唇に哺乳瓶のちくびを当てたら勢いよく
飲み始めたので一安心
さすがむっちゃんだねって葉月が言ったので
誰の子と言ったら「えへ」ととぼけられた
征史郎さんが戻ったところで
夕飯を始めた
奏くんは子供イスに座っていたけど
食べながらコックリし始めた
いつも遊んでもらえない私たちの両親と
一緒にツリー見たりはしゃぎすぎたみたいで
電池切れみたい
悠くんもさっきまで寝ていたのに
お腹いっぱいになったらまた寝てしまって
悠くんを籠に入れて
奏くんを抱き上げリビングにある
ベビーベットに寝かせた
凛と朔もすっかり夢の中みたい
私たちが多少騒いだとしても
起きそうもなかった
ご飯を食べ終わって
ケーキを運んで
好きなものを選んで食べた
待子はお酒を飲むことが出来なかったけど
あとの三人は久しぶりにお酒を飲めて
ちょっとほろ酔い気分になったみたいで
まさか酔っ払いに子供を連れて行けとは
言えないのでまとめて私が見ることになった
比較的四人ともなかなかったので
あまり忙しい思いをしなくて済んだけど
心配で眠ることが出来なかった
朝ごはんの支度をしていると
奏くんの呼ぶ声が聞こえて
ベットから出しておむつを交換した
三人も今のうちにおむつを交換しようと
ベットに言ったら凛が泣きそうで
抱き上げる前に泣かれてしまった
その途端悠と朔もつられてしまって大合唱
泣いてしまったのものは仕方ないと
まずは凛からおむつ替え次に悠で最後に
朔で三人のおむつ替えが終わったころ
そうちゃんがリビングに入ってきて
凛を抱き上げていた
ごめんねと私に謝ってくれる
ありがとうもごめんねも私に言ってくれるのは
そうちゃんくらい
あとの二人は当たり前だと思っているみたい
私は三人分のミルクを作って持っていた
そうちゃんか一本受け取り凛に飲ませて
二本は朔と悠に飲ませた
少し落ち着いてくれると朝ごはんの支度が
できるかなと思ったけど思いのほか
上手くはいかないみたい
二人ともちょっとご機嫌斜めだ
仕方ないので未菜と葉月を呼んだ
まだ眠いらしくこちらも機嫌が悪い
二人はそうちゃんからお礼いなさいよ
と言われてありがとと私に言った
言われないと言わないんだよね
そこが難しいところだよね
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作者名：はやこ | 作成日時：2018年12月10日 22時
