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両親ののんびりしている姿を見るのは初めてかも
しれないなと思った
私もほっこりした気持ちで見ていたら
葉月が悠を抱っこして奏の手をひいて上に上がって来た
むっちゃんと私に声をかけようと
思ったらしいけどソファーに両親がいたので
奏くんを両親に渡してた
奏くんが父とツリーを見にいたので
葉月は悠を母にちょっと預けてキッチンに
いる私のところにきて眠いと訴えるから
子供たちはみてるからいいよと言うと
夕食になったら起こしてねと言って部屋に
戻ってしまった
置いてかれる悠が泣き始めてしまって
母が困ってた
私が悠を母から受け取ってあやした
母がむっちゃんはいつでも母になれるねなんて
言われたけど睨んでも母はまあまあなんて
気にしてないようで
ツリーを見てる奏くんの方に行ってしまった
夕方になってきて子供たちを連れて
それぞれの家族が集まって来た
待子も未菜もそうちゃんもツリーを見て
呆れてた
呆れないでねあなた達の旦那様が買ってきたんだから
子供たちのためにね
あっそうでも邪魔だよねなんて辛らつに
未菜が言うから苦笑するしかなかった
私が悠を抱っこしていたので
葉月はって聞かれたので部屋にいるよ
と言ったらいいななんて未菜が言った
母は待子をソファに座らせてブランケットをかけていた
未菜が文句言うと仕方ないでしょと
そうちゃんが未菜に言ってた
抱っこしていた悠が寝てくれたので
籠に入れてテーブルに料理を並べた
料理をテーブルに並び終えて
クリスマスの準備は整った
旦那様たちも今日は早く帰って来るらしいので
今のところ旦那様たちの帰宅待ちというところ
待子がケーキはって聞くから
ホールで三個あるよの言葉に
そうちゃんがもしかしてというので
そのもしかしてだよと言うと
未菜がだからメールで買わないでね
ってことかと納得してた
私はそろそろ葉月を起こして来るか
と部屋を出た
私が葉月を起こしに行って戻ってくると
征史郎さん以外の旦那様たちが
帰って来ていた
征史郎さんからも帰りますと連絡が入ったので
少し待つことにした
爽太さんが寝ている悠くんをつついて
起こしてしまったらしく
目茶苦茶機嫌が悪そうだ
爽太さんは葉月に助けを求めていたけど
葉月は奏くんの方に逃げてしまった
おろおろする爽太さんを見て
面白がって助けない
悠くんがあまりにもわんわん泣くので
可愛そうになって
悠くんを籠から出してあやしたけど
効果なかった
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作者名：はやこ | 作成日時：2018年12月10日 22時
