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お宮参りの日時が決まったところで
神社に連絡
時間をご両親に連絡すると
当日では間に合わないので前日にいらっしゃるとのこと
葉月に伝えると壮大なため息を漏らした
奏ちゃんを抱っこするのは
祖母である爽太さんのお母さんで
その時に使うおくるみのようなものは
爽太さんのお母さんが用意してきてくれるので
私は葉月が着る着物を用意した
葉月はワンピースでいいよと言っていたけど
たまには着物でも来なよ
と言ってみたらちょっと間があったけど
分かったと言った
葉月に選んだ着物は薄紫の地に
小さい花で埋め尽くされている可愛らしい着物にした
とりあえず準備が出来た
けどこの間のことがあるので
念には念を入れて何度も確認した
お宮参りの前日に爽太さんのご両親がお見えになった
前日だったので夕飯は普通にした
泊まるところは葉月たちの部屋
お宮参り当日
葉月も爽太さんもご両親もとても眠そうだった
聞けば奏ちゃんが二時間おきぐらいに
泣き始めるらしく
一度なくとなかなか泣き止まなかった
らしく眠れなかったみたい
朝ごはんは食べたくなさそうだったけど
手を付けてくださらなかった
味噌汁だけでもと言ったら召し上がってくれて
とりあえず出かける支度をしてもらうようにした
ご両親の着付けは祖母が来てくれたので
祖母にしてもらって葉月は私が
着せてあげた
ヘアメイクは母がやってくれて
準備が整った
奏ちゃんの着替えやおむつにミルクなど
トートバックに詰め込んだものを
私が担いで駐車場まで持っていた
後部座席に置いた
爽太さんが運転する車に
葉月たち家族が乗って
もう一台の車に
うちの両親と私を除く
他の姉妹が乗車した
私はみんなが帰ってくるまでにリビングを
片してお昼の用意を
しなければならなかったので
お宮参りには参列しなかった
みんなが出発してすぐに取り掛かって
掃除はすぐに終わって
お昼の用意に取り掛かろうかなと
思ったら葉月から電話があって
どうも奏ちゃんの機嫌が悪いらしく
誰が抱っこしても泣き止まない
おむつを交換してもダメで
ミルクを飲まそうとしても飲まなかったらしい
私はそのまま車のキーと携帯を持って
神社に向かった
神社の駐車場に居ても
鳴き声が聞こえてくる
爽太さんのお母さんもお手上げ状態で
奏ちゃんは葉月の腕の中にいたけど
ダメらしい
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作者名：はやこ | 作成日時：2018年12月10日 22時
