睡魔の恐ろしさよ ページ33
『そらる、そろそろ面会時間終わるらしいから私とまふくんは帰るけど……』
「俺は泊まるよ。また後々連絡入れるな」
病院のエントランスまで見送ってくれたクロとそらるに手を振り、手を繋いでタクシー乗り場まで歩く。
『……はぁ〜よかった、ほんとどうなるかと思ったよ』
タクシーに乗り込みやっと一息つく。
あはは、と苦笑したまふくんもその実誰よりも内心テンパってたのではないかと踏んでいるんだがどうだろう。
家に着けば連絡を入れるのを忘れ、悶々としていたらしい蛍と孝支に再び詰め寄られた。
土下座でなんとか許してもらい、未来がどうなったのか聞けば。
「任意で事情聴取されてるけど、全面的に認めてる。じきに逮捕されると思うよ。高校生だしね」
蛍が静かに告げた内容には流石に可哀想かとも思うが、まぁクロを傷つけたのだ。それくらいはクロだって報われる権利があるだろう。
「……じゃあ、夜も遅いし、皆怒ってるだろうし、俺らは合宿に戻るけど……」
孝支が控えめに声を掛けてくる。
後を継いで蛍も口を開いた。
「……大丈夫そうなら、ちょっとだけでも合宿に顔出しなよ。皆心配してるから」
そう言い残し、彼らは合宿所へ帰っていった。
あっという間に静かになった家。まふくんと顔を見合わせ、ご飯食べようか、と促す。
コンビニでちょちょいっと調達した簡易的なご飯でお腹を膨れさせ、お風呂も早々に上がりベッドへ二人一緒に潜る。
『ふぁ……ね、眠気が一気に……』
「ぼくも……」
呂律も覚束ずに喋りながらも、瞼の上と下が仲良しになっていく。
「おや……すみ」
その声と、唇に当てられた柔らかい感触を最後に、私の意識はぷっつりと途切れた。
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失礼します冴那です☆
不遜な考えとは百も承知しておりますが。……が。
あの皆さん、わたくしめ、ずううううっと……
イメ画を待ち続けております……(´;ω;`)
どうぞ、本当になんて事を言ってるんだがもう分からんのですがお暇な方……是非に……イメ画をくだしゃい……。
あとお星様押したら更新速度上がります。
フリック入力が尋常じゃない速さになりますので。ええ。
お、ねがいしま……パタッ(絶命)
冴那
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綾 - きゃあああああああもう大好きいいいい← (2017年1月8日 17時) (レス) id: e38bcaf7ca (このIDを非表示/違反報告)
冴那(プロフ) - 綾さん» きゃあああああ好き(つ´・ω・)っ (2017年1月8日 17時) (レス) id: adef9b358e (このIDを非表示/違反報告)
綾 - もう何可愛すぎか((ぎゅうっ← (2017年1月8日 16時) (レス) id: e38bcaf7ca (このIDを非表示/違反報告)
冴那(プロフ) - 綾さん» もっと照れていいんですよ乁( ˙ ω˙乁) (2017年1月8日 13時) (レス) id: adef9b358e (このIDを非表示/違反報告)
綾 - やめなさい照れる(〃▽〃) (2017年1月8日 13時) (レス) id: e38bcaf7ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴那 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月24日 19時