崩壊と、修復 ページ15
_まふまふside_
ピキ、と固まる2人。後ろから坊主の子とツンツン頭の子も追ってきたみたいだけど、残念ながら入れてあげるつもりは皆無。
『……あっは、ふふふ』
リビングから様子を見に来た明姫が、口を抑えて失笑。とんでもなく冷たい視線を4人に投げかけている。
「あ、明姫。……嘘、A」
『まふくん名前で呼んでくれるの? これからそれでお願いします』
にこにこと屈託のない純粋な笑みを僕に向けてくる。……うん、確かにAだけど、ちょっと壊れだしてる……よね、
僕みたいになる前に、連れ戻さなきゃ。
「ああ、君達、帰ってくれる?」
そう言って扉を閉め、鍵をかける。
「A、落ち着いて。駄目だよ、自分を見失ったら壊れる、それだけは駄目だ」
『……? え、あ、……ごめん、私何かしてた?』
なんとか、自我は取り戻したみたい……けど、いつまたああなるか……理解者、と、心をささえるひとが居なきゃ……。
それが、僕の役目であり、96ちゃんの役目であり、そらるさんの役目であり、歌い手さんや、音駒バレー部くんや烏野バレーくんの理解者の役目。
Aは、僕みたいに、なっちゃいけない。それだけは絶対だ。
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綾 - きゃあああああああもう大好きいいいい← (2017年1月8日 17時) (レス) id: e38bcaf7ca (このIDを非表示/違反報告)
冴那(プロフ) - 綾さん» きゃあああああ好き(つ´・ω・)っ (2017年1月8日 17時) (レス) id: adef9b358e (このIDを非表示/違反報告)
綾 - もう何可愛すぎか((ぎゅうっ← (2017年1月8日 16時) (レス) id: e38bcaf7ca (このIDを非表示/違反報告)
冴那(プロフ) - 綾さん» もっと照れていいんですよ乁( ˙ ω˙乁) (2017年1月8日 13時) (レス) id: adef9b358e (このIDを非表示/違反報告)
綾 - やめなさい照れる(〃▽〃) (2017年1月8日 13時) (レス) id: e38bcaf7ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冴那 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月24日 19時