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３話 ページ4
清水先輩と歩いていると、すごく視線を感じる。
清水先輩美人だもんなぁー…。
つい、じっと先輩を見つめてしまう。
「…Aちゃん？」
『はっ、はい!! 』
うっ、見すぎちゃったかな。
「Aちゃんはどうしてマネジャーを希望してくれたの？」
『えっと、中学の時もマネジャーだったんです。だから高校でも続けたくて』
「そうなんだ、経験者は嬉しいな。うちのバレー部はキャラが濃いけど、頑張ってね」
『はいっ!!』
キャラが濃い…？どういう意味なんだろう。
そして、何かを忘れているような…？
あっ!!
『先輩すみません!!今日母に早く帰ってくるように言われてるんでした!! 』
すっかり忘れてた…今日は歯医者の予約があったんだ。
「そうなの？じゃあ早く帰らないと」
『すみません…。明日また行きます！ 』
先輩に挨拶をして急いで家へと向かう。
なんで今日に限って歯医者なんだろう。
でも…、先輩も優しそうで良かったなぁ。
今朝感じていた不安はほとんど消えていた。
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作者名：そるてぃー、冴那 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年4月2日 17時
