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77話 vsジェミニストーム ページ29

「探したぜ!エイリア学園!」


「探した?我らに敵わぬことがわかり、降伏の申し入れか?だが、ゲームは始まったばかり。地球人は真に思い知らねばならない。我らの大いなる力をな」



そういうレーゼに染岡や風丸もお前らを倒すとハッキリ告げる。

しかしエイリア学園はバカにするように鼻で笑った。



「勝負だ!レーゼ!」


「フッ我らも甘く見られたものだ…いいだろう。二度と立ち上がれないよう、叩き潰してくれよう」



そして試合開始するが、あっという間に1点決められてしまう。



「まだまだ1点、勝負はこれからだ!」



風丸が声を上げるがその後もエイリア学園のスピードに翻弄され追加点を入れられる。

雷門イレブンは手も足も出ず、10対0と大量リードされてしまった。



「これじゃ前回と同じじゃない…」



マネージャーも心配して見つめる中、ついに鬼道がエイリア学園のボールをカットした。

そしてそのまま豪炎寺にパスをしてファイアトルネードが放たれる。

決まる、そう思ったが…



「ご、豪炎寺が…」


「ファイトルネードを外すなんて…」



なんとそのシュートはゴールポストに当たり点にはならなかった。



「ドンマイドンマイ!次は決めていこうぜ!」



円堂が元気付けるように声をかける。

エイリア学園のボールをカットした鬼道も何か確信が持てたらしく、風丸と豪炎寺に話しかけていた。

それを見た瞳子は笑顔を浮かべていた。



〈またまたカットした鬼道有人!〉


「いけ!豪炎寺!風丸!」


「「炎の風見鶏!」」



鬼道から二人へと渡ったボールはゴールへと向かっていったが、大きく外れてしまいこれも点にはならなかった。



〈失敗です!なんと雷門中、またもや必殺技決まらず!〉


「そんなことってあるのかよ…豪炎寺が二回も外すなんて…」



みんなが唖然とする中、前半終了のホイッスルが鳴り響く。

13対0でエイリア学園が大きくリードしていた。


ベンチに戻った雷門イレブンに鬼道がどうしてパスカットできたのか話している。



「例えばあのMFが中盤にボールを取ったときは、一度右のDFに下げてディフェンスで体勢を立て直す。左のMFがライン際でボールを取ったときは、うしろのDFを通して女のMFに戻す…」


「そうか。それであそこに来るってわかったのか」
鬼道は相手の攻撃パターンを理解していたのだった。



「…甘いわね」



敵の攻撃パターンさえわかればこっちのものだと騒いでいる中、瞳子が声をあげた。

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ゆなん(プロフ) - さくさん» えー!ありがとうございます嬉しいです( ; ; )毎日更新できるように頑張りますので、よければお付き合いください〜! (2020年7月14日 17時) (レス) id: 23ce9c4a3d (このIDを非表示/違反報告)
さく - めちゃめちゃ好みのお話で一気読みしてしまいました…更新楽しみにしてます頑張ってください、! (2020年7月14日 17時) (レス) id: 8d7bf43e89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆなん(プロフ) - 緑谷出久さん» コメントありがとうございます!源田くんまったく絡ませられてないですね…色んな人とフラグ立つように頑張ります〜! (2020年7月7日 7時) (レス) id: 23ce9c4a3d (このIDを非表示/違反報告)
緑谷出久 - できればでいいんですけど、落ちは、源田幸次郎君がいいです。 (2020年7月6日 22時) (レス) id: 08b72a76d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆなん | 作成日時:2020年7月1日 19時

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