星の子【推しの子】 (ページ17)

今日:15 hit、昨日:28 hit、合計:1,581 hit

ⅩⅥ ページ17

ピーポーン＿＿＿＿。

「？はーい。」

ｸﾞｲｯ

「ライト？」

「…どこいくの？」

「玄関だよ。アイが困ってるからこっちこい」

やだ、と珍しく駄々をこねるライトにアイは困った顔をして、ライトの手を握る。

「仕方無いから一緒に連れてってあげる。」

「ん」

アイはライトと共に廊下へ出ていった。

遅いな。社長たちじゃなかったのか？

そこで俺が見たのは、

パーカーを来たナイフを持った男と

ライトと

ライトを庇うように立つ
腹から出血しているアイの姿だった。

「アイ....ドーム公演おめでとう。」

「三つ子の子供は元気？」

お母さんがさされて
おなかから、ちが

「ふはっ...痛いかよ...俺はもっと痛かった！苦しかった！！」

うそだ

「ぁ、」

にぃにも混乱してる

こっちをみたにぃにに責められた気がした

どうして、おまえが

どうして、アイが

そんなことを言われた気がして

そんな目で見ないで

「リョースケ君だよね。握手会よく来てくれた。

あれ、違った？

ごめん。私、人の名前覚えるの苦手なんだ。

お土産でくれた星の砂嬉しかったな…
今もリビングに飾ってあるんだよ」

「んだよ…それ…そういうんじゃ…！ああああああああ」

頭がガンガンする。
ずっとキーンって音がなってる。

「ごめんね、多分これ無理だぁ。大丈夫？アクアとライトは怪我してない？」

「………してない」