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彼は食事を済ませると席をたち、
「じゃあな、..葵、お前、午後の講義寝るんじゃねェぞ」
彼はフッと軽く笑って、私の頭をくしゃと撫でる。...彼の私の扱いはなんだか妹..いや弟か、もしくはペットか何かか...
彼はそのままその場を去っていった。彼がいなくなった後、神楽が
「相変わらずトシと仲良いナ、葵。...もう付き合えばいいんじゃないアルか?」
「トシはそういうんじゃないから、幼馴染みとしてこれからもやってくよ。」
「へー...じゃあ葵はどういう男が好みアルか?」
一気に話が恋バナへとシフトチェンジ。好きな男のタイプきかれてもな、...私が中々答えを出せずにいると神楽が
「例えばアイツとかどうネ、__」
神楽が指差した先に目をやると、女子に囲まれたとある銀髪の男子が目にはいる。
「(確か、彼は...)」
坂田 銀時。..話したことはないが噂できいたところかなりの女好き、そしてなぜか女子にモテる。でもまァ、大学で1番モテるのはトシみたいだけど、...
「うーん..あんまりタイプじゃないかな、チャラチャラした男好きじゃないし。...それより神楽、もう食べ終わったでしょ?次の講義のとこに移動しよ、」
そういって立ちあがり神楽にそう声をかける
「ちょ、葵食べるの早いヨ!私、まだそんな食べれてないアル...もう少し待つネ!」
「(いや十分食べてるよ...どんだけ胃袋でかいの、...)」
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なゆ(プロフ) - めっちゃ面白い!更新頑張ってください!! (2019年8月26日 12時) (レス) id: af64f6a838 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年8月10日 23時