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翌朝、リビングに行くといつものように彼女が出迎え
「おはようございます、十四郎さん..!朝ご飯、もう出来てるので良ければどうぞ」
そう言われテーブルに目をやると、恐らく昨日彼女が考案してたレシピと思われるものが早速作られていて。朝食を口にしながら、
「これ、昨日お前が書いてたノートにあったよな、」
「え..み、見たんですか?」
「あぁ。..やっぱアレだな、マヨネーズなんにでも合うな。もちろん、お前の料理の腕があってこそだけどよ」
「い、いえ..そんな..ありがとうございます..」
たどたどしい口調でそう言うがなんだか彼女は嬉しそうに見えた。そんな会話をしてると、彼女の携帯が鳴り彼女は携帯を手にし、電話に出る。どうやらそれは母親のようで
「え、..十四郎さんも?でも彼は忙しいいから..」
俺の名を出す彼女に、どうしたかと聞くと
「その、うちでは他の企業や色んな人たちと交流を深めるために定期的にパーティーを開いていて...それで私は一応家の者なので、出ないといけないのですが、母が十四郎さんもぜひ出席してほしいと...」
パーティーか...やっぱり金持ちはやることが違うな。コイツの親が俺を誘ったというのはただの善意か、それとも何か裏が__
「俺も行く、そう母親に言っとけ。」
いずれにしろ、色々と確かめたいこともあるし彼女の家に行けるのは警察の俺からすればいい機会だ
「は、はい..!分かりました」
彼女は再度携帯を手にとり、母親に俺が言った通りにそう話した
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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時