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デート当日、..近藤さんは仕事は俺に任せろと言っていたが正直罪悪感というか、俺がやらなければいけないという使命感もある訳で。
「あれ、トシ..!?お前、今日デートだったんじゃ..」
「あぁ、そうだ。午後に予定いれた、..午前はやっぱりこっちに専念させてもらうぞ」
そういってペンを持ち、仕事に取りかかる
「トシ、相変わらず仕事熱心だなお前は...まァ、いい。デートの時間には遅れるんじゃねーぞ」
「あぁ、分かってる__」
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午前中に仕事を片付け、屯所を出ようとしたとき
「局長、副長!大変です、攘夷志士たちが立てこもりをして人質をとってるとの情報が!」
「なんだと..!?近藤さん、早く現場に行くぞ」
「あ、あぁ..でもトシ、お前__」
「...近藤さん、俺の優先順位は仕事が一番上だ。それはアンタも知ってるだろ。行くぞ、__」
移動中、俺は携帯を取りだし彼女に連絡をいれようとしたが
「(そういえばアイツの連絡先、知らねェな...)」
その事に今気づき、同時に俺はどれだけ彼女に無関心であるかを知った
俺はひとまず携帯を閉じ、微かに感じ始めた罪悪感と共に現場へと向かった
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aoo - 面白かったです。私も小説投稿してるから参考にしよーっと。完結お疲れ様でした。 (2020年3月1日 14時) (レス) id: f91ea9aee4 (このIDを非表示/違反報告)
巴 - もどかしいと言うかストイックと言うか、そんな所が土方さんらしいですね。 (2019年7月21日 23時) (レス) id: 5637175f26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオン | 作成日時:2019年6月8日 22時