愛され最年長！

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目黒side



深澤くんは体調が悪いのかもしれないと聞いて、確かに言われてみればそんな気がしてきた。


真面目な深澤くんがダンスレッスンをてきとうにやるはずない。


とりあえず廊下に出てみるけど見当たらない。


そう思っていたら、少し行った曲がり角を曲がったら見覚えのあるTシャツが。

そこに立っているのじゃなくて、倒れている。

慌てて駆け寄った。


目黒｢深澤くん！？｣


やっぱり倒れている人影はうちの最年長で。


背中が燃えるように熱い。


目黒｢深澤くん、深澤くん！！聞こえます？大丈夫ですか！！｣


深澤｢.....ん、め、ぐろ、、？｣


絞り出すように声を出す深澤くんが今にも消えてしまいそうで、焦って仕方ない。


目黒｢ちょっと起きれますか？ここじゃ冷えるんで移動しましょう｣


体はこんなに熱いのに、さっきからずっと震えている。

寒いということはまだまだ熱が上がるんだろう。

いや、これ以上上がる？

何度かわからないけど、、()



深澤｢ん、、だいじょぉぶ、、ごめ、、。｣


大丈夫と言いながらも動く気配は無くて、辛そうに言葉を紡いでいる。

目黒｢謝らないてください、、俺らこそ気づかなくてすみません、、。みんな心配してるんで。｣


そういうと熱で潤んだ瞳がさらに揺れてそれが零れ落ちそうになる。

目黒｢俺に捕まってくださいね｣


動けないようだし、そのまま抱き上げてレッスン場に戻ることにした。

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