↓ ページ23
______
そしてそめさんとの復帰?コラボ配信後、事件が起こった。
その事件、というのが…
「ねぇAどういうこと」
「えっと…ほんとに記憶になくって…」
配信中、というより配信告知をした時からかねごんからの通知の数々。
そめさんから事前に通知切っといて、と言われて配信が終わってからスマホを見た途端かねごんからの通知が山のように入っていて、咄嗟にdiscordで通話をかけた結果が現状。
「俺のこと嫌いなの?こんそめの方がいいの?ねぇ」
「え…あの、ほんとに何の話…?」
「俺言ったよね、コラボまたする時は俺1番にしてって」
そう言われて記憶が鮮明に思い出される。
確かに私はかねごんとそう約束をした。
かねごんはそれを信じて待っていたら私がそめさんとのコラボ配信の告知をしてこうなってる、んだと思う。
「ご、ごめんかねごん、ほんとに覚えてなくって、あの」
「俺はAのこと好きなのに、Aはこんそめがいいの?俺のこと甘やかしてたのはなんだったわけ?」
「え?ちょっとまって、はい?」
今、かねごんはなんて言った?
私のことが好き?私はそめさんがいい?いやいや、ちょっと待ってほしい。
「やっぱり勝手でも会いに行った方がよかったんだちゃんと伝えた方が牽制出来てるつもりだったのにこんそめマジで許さない俺のA誑かして」
「待って待って待って待って!話聞いて!かねごん!」
思考回路が暴走したかねごんは全くもって話を聞いてくれなくて
「ねぇ、A、うんって言えばいいの。うんって頷くだけで全部解決する。俺のこと好きだよね?」
「え、あの」
「俺のこと好きだから甘やかしてたんだよね?」
「ちょ、かねごん」
私の声に耳を貸す素振りもなく
「あ、わかった、俺のこと嫉妬させたかったんだ?それでこんそめに協力してもらってたんでしょ?」
「ふふ、可愛いなぁA、そんなことしなくても俺はAのことしか見てないよ?でもその為に他の男に声掛けたのは許せないなぁ」
「ちょ、あの、かねごんさん」
ここでかねごんと初めて会話?が成立した。
「頷いて」
「え」
「うんって、簡単でしょ?ほら」
「…う、ん。はい」
後でちゃんと誤解を解こうと頷いた私にひとつ。
すぐ後悔する事になるよ
まぁ、それももう遅い
「うーん、やっぱり駄目だったかぁ」
数ヶ月前と同じ配信スタイルに戻った彼女の配信を眺めながら言う。
______
うーん無理やり
166人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜餠。(プロフ) - はわわ…こちらこそありがとうございます!🥲この後投稿予定のものもgtさんなのでお楽しみに……!☺️ (2022年12月14日 17時) (レス) id: 7f34351135 (このIDを非表示/違反報告)
きなり(プロフ) - 蝶さんの書くgtさんがほんとに好きです😭ありがとうございます😭😭😭 (2022年12月14日 17時) (レス) id: 7ea244ae4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蝶 | 作成日時:2021年4月14日 2時