gttb ページ2
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授業の終わりを告げるチャイムがなってからいつも通り屋上に行くとAはもう来ていたらしく
｢あ、ぐっち遅い〜。寝てたの？｣
｢寝てねぇよ、人混みに流されただけ｣
そう言ってから少しだけ距離を開けて隣に座って朝コンビニで買ったサンドウィッチを食べながらAと生産性の無い話をする。
｢うわーねむ。今日めちゃくちゃ天気いいから寝そう｣
｢わかる。昼の授業サボって寝たい｣
いいね〜寝ちゃう？なんて言ってくるAを横目で見ながらスマホの画面をつつく。
｢ねぇ｣
｢ん？｣
会話の始まりは基本こうだ。Aの方から声を掛けてくる時もあれば俺から声を掛ける時もある。
いつも通りつまらない話をして昼休みを過ごす。その時間が楽しかった。
｢前ぐっちが言ったこと覚えてる？｣
でも今回はいつも通りのつまらない話では無いらしい。
少しだけ嫌な予感を抱きつつ適当な返事をする。
｢俺ら生産性の無い話ばっかりするからどの話かわからん｣
そんな言い訳で話が逸らせるのなら良かったのに、Aは俺の気持ちも知らずに話を続ける。
｢えぇ、ひど。私言質取ってるよ？ほら｣
スマホの画面を俺の目の前に持ってきてAはね？思い出した？と言ってから続きを話し始める。
｢これさ、今日でいい？今日空いてるよねどうせ｣
じっと真っ黒な目で俺を見ているAに断れる空気でも無いな、と思い返事をする。
｢いいよ、拒否権無さそうだし｣
チャイムの音の少し後にそう言うとAはパッと顔色を変えて
｢ありがと！じゃあ放課後ね｣
と残して一人教室まで帰って行く。
その背中をぼんやりと見ながら溜息を吐く。
｢午後の授業サボろ...｣
多分Aには怒られるんだろうなぁ、と思いつつ目を瞑る。起きたら放課後でありますように。
目を開けると空は赤っぽく染まっていて、地面に置いたままだったスマホで時間を確認すると丁度部活が終わるくらいの時間だった。
めんどくさい〜と言いつつ部活をちゃんとしていたAの事だから恐らく今日も部室には顔を出しているだろうしもう俺の事を待っている可能性も考えられるから急いで教室に荷物を取りに行ってから外に出ると
｢あ、ぐっち遅い〜！寝てたでしょ！｣
昼と殆ど同じ事をAに言われて
｢わり、今回は寝てた｣
とだけ返して何故か鞄の中に入っていたAがよく食べている飴を渡す。
｢これあげるから許して。ほら、時間無いから行くよ｣
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書き方忘れる
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桜餠。(プロフ) - はわわ…こちらこそありがとうございます！🥲この後投稿予定のものもgtさんなのでお楽しみに……！☺️ (2022年12月14日 17時) (
レス) id: 7f34351135 (このIDを非表示/違反報告)
きなり(プロフ) - 蝶さんの書くgtさんがほんとに好きです😭ありがとうございます😭😭😭 (2022年12月14日 17時) (レス) id: 7ea244ae4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶 | 作成日時：2021年4月14日 2時
