に じ い ろ 。

7話 ページ8

拳士「Aちゃーん、今日もよろしくね！」









「よろしくお願いします。笑」









拳士「Aちゃんは野球選手、誰が
好きなの？」









「そういうの特にないんですよ〜。」









拳士「じゃあチームは？」









「ヤクルトと日ハムですね。」









拳士「へ〜、そうなの。でもこのチーム
イケメンいっぱいでさ、強敵だわ本当。」









「敵なんですか？笑」









拳士「うん、今バカにしたよね。笑」









「してませんよ〜。笑」









拳士「やっぱ女の子からみるとさ、坂本勇人とか
西川遥輝とか小林誠司って、かっこいい？」









なんか答えづらいなー、、









「かっこいいと思います。でも私は野球してる
からかっこよく見えます。笑」









拳士「さすがAちゃんだね〜。」









「そんなことないですよ。」









拳士「Aちゃん高校は？」









「西川遥輝さんと同じですよ。」









拳士「え、まじか！あれ？同い年？」









「だし、同じクラスでしたね。笑」









拳士「仲良かったの？」








「あんまり。かな？」









またひとつ、嘘をついた。









「はい、拳士さん今日は終わりです。」








Aちゃんありがとう、って去っていく彼。









拳士さん、もうすぐ実戦復帰。









だから会うことも









少なくなるなあ。

8話〜遥輝〜→←6話〜哲人〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す