に じ い ろ 。

14話 ページ15

「あ、森本Aです。」









「西川さんから聞いてます。どうぞ。」









野球選手の裏側？っていうのかな？








ここはいるの初めて。









「やばい、もうこんな時間。」









急がなきゃ。









ちょっと小走りで








遥輝のところまでいこう、っと。









？「ちょっとまって！！」









ん、なんだろう。









私なんかしたっけな。









？「もー落とした。落としました！」









「え、あ、ごめんなさい。」









「え？」









哲人「A。やっぱり。」









「哲人。えっと、あの。」









哲人「もう絶対離さないから。」











私、哲人の腕の中？









哲人「勝手にいなくなるとか反則。ダメ。」










「哲人。ごめん、私。」









どんどん溢れてくる涙。









会いたかった。









本当に会いたかった。









哲人「もういいから。
また今からやり直せばいい。」









哲人「A、好きだよ。」









「わたし、、も、だ、い、、すきっ。」









哲人「遅くなってごめん。」









「いなくなってごめん。」









もういいって、って笑う哲人。









「あ、、」









哲人「どうした？」









「遥輝、忘れてた。」









「哲人いこ。」

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