11話 ページ12
それから遥輝とはいろんな話をした。
会ってなかったときのとこ。
勝手にいなくなったこと。
野球のこと。
球団職員の試験にことごとく落ちたこと。
自信をなくしちゃったこと。
ここで働いてること。
拳士さんのこと。
たくさんの選手のお手伝いをしてること。
哲人のこと。
遥輝のこと。
たくさん話した。
遥輝はずっと黙って
うなずいて聞いてくれた。
それだけで、
それだけで今の私はかなり救われた。
「本当はね、哲人に会いたい。」
遥輝「これ聞けただけで俺満足。」
「練習は?」
遥輝「ん、もうすぐいく。」
「交流戦、ハムとヤクルトの行く。」
「そのとき、がんばるから。」
遥輝「自信なくしたら電話かけて来い。」
「うん。」
ありがとう。遥輝。
116人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Poifuru☆(プロフ) - 古都華さん» ごめんなさい、忘れていました。ありがとうございます! (2017年4月23日 22時) (レス) id: 5007642dba (このIDを非表示/違反報告)
古都華(プロフ) - オリフラを外しましょう。 (2017年4月23日 22時) (レス) id: 3b84aea357 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Poifuru☆ | 作成日時:2017年4月12日 22時